芝増上寺
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芝増上寺は浄土宗七大本山の一つです。江戸時代に徳川家康の帰依を受け、大伽藍が建造されました。
それ以降は徳川家の菩提寺として興隆しました。本尊は阿弥陀如来像です。
安国殿の後方に徳川家将軍墓所があります。
二代将軍秀忠、六代将軍家宣、七代将軍家継、九代家重、十二代家慶、十四代家茂や皇女和宮が葬られています。
この墓所は戦前には国宝でしたが、空襲で増上寺を含めそのほとんどを焼失し、現在では鋳抜門のみが残っています。

大門です。

この地の地名も芝大門となっています

結構交通量のある通りに門があります


大門から三門への通りです。

東京タワーが正面に見えます。
三門です。

東京都内で最古の門で、かつ、
東日本最大の門です。

正式名は三解脱門と言います。
大殿です。

1974年(昭和49)に再建されています。

本尊は阿弥陀如来で、室町時代に
作られたものです。
安国殿です。

ここには恵心僧都の作と言われる
黒本尊(阿弥陀如来)が祀られています。

家康の尊崇を受け、勝運、厄除け仏として
江戸時代から一般民衆の信心を
得ているそうです。
「鋳抜門」です。

徳川家将軍の墓所の入口にあります。
門には左右5個づつの葵紋が鋳出され、
両側には登り竜と下り竜が鋳ぬかれて
います。
青銅製です。
墓所の傍に四菩薩像が安置されて
います。
1258年製の普賢、地蔵虚空蔵、文殊の
菩薩像です

元は東向きに置かれていたそうです。
西向き観音像です。
上の東向き菩薩に対し
西向きに安置されています
山門の西にある黒門です。
もともとの増上寺方丈の表門だったもの。

現在は通用門として利用されています。

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