ウマイヤドモスク
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ウマイヤド・モスク(Umayyado Mosque)は715年、ウマイヤ朝時代の創建で、創建当時の姿を今にとどめる
モスクとしては世界最古です。敷地にはローマ時代にはジュピター神殿が、ビザンチン時代には聖ヨハネ教会が
建っていたそうです。従い、モスク内には聖ヨハネの首が納められていると言う祭壇が遺されています。
そのため、モスクの建築様式もローマ建築、ビザンチン建築の様式が強く残っています。
モスクはダマスカスの世界遺産に含まれています。ダマスカスはイスラム信者の第4の聖地となっています。
ウマイヤドモスクへの入口です。

石塀の奥がモスクになっています。
モスクの建物の一部です。

右奥の塔はミナレット(西塔)です。
1488年に建造されています。

左手の櫓は沐浴の塔です。
ここで信者が身体を浄めます。
上図の左手方向の眺めです。

左手の塔は別のミナレット(東塔)、
イエスの塔とも呼ばれています。

ウマイヤドモスクのミナレットは
全部で3本あり、東西の塔の他に
反対側に建つ「花嫁の塔」(下図)が
あります。


入口側の建物の眺めです。

手前の塔は「宝物塔」です。
壁面はモザイク画が描かれています。

モスクへ入場するには、女性は全て
黒又は灰色の「アバヤ」と言う長い上着を
着けなければなりません。

団体客は異様なスタイルになります。
堂内の様子です。
元がキリスト教会だったため、
イスラムとの折衷構造となっています。

柱列も外廊が作られています。

窓にはステンドグラスが嵌められています。
上部はステンドグラスと
下部はモザイクタイルで作られています。
他の壁面も数多くのモザイクタイルで
模様が描かれています。

モザイクの画面はシリア南部で
ご覧ください。

堂内には、聖ヨハネの首と言われる首塚と、
聖ヨハネの墓標が納められている
ヨハネの聖堂があります。

左手のドーム付の建物です。
聖ヨハネの聖堂です。
ガラス張りになっていて内部を
覗くことが出来ますが、確りと
見て来なかったのが悔やまれます。
モスクの中庭を取り囲む
内廊下(回廊)です。

大理石で床はピカピカです。
日影を楽しむ人たちもいます。
モスクの外壁にはモザイク画が
描かれています。

物語が描かれているのでしょうが、
詳細は不明です。
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