坂田ヶ池総合公園 
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コロナウィルス騒動で人混みには出られないので、3月中旬の千葉県内の公園巡りの一環として、成田市にある坂田ヶ池総合公園へ
行きました。この公園は成田市主管の総合公園で、成田市の北西の市街化調整区域に位置し、JR成田線下総松崎駅から
北へ約1キロメートルの地点にあり、主要地方道成田安食線と成田安食バイパスに挟まれています。
約5ヘクタールの面積を有する坂田ヶ池を中心に、児童向け遊具やキャンプ場、湿生植物園などが17.2ヘクタールの地区に
広がっています。ウィルス騒動の所為でしょうか、多くの家族連れが訪れていました。 
この公園の隣には県営の「房総のむら」があり、公園から徒歩圏内です。また、この地域には「龍角寺古墳群」が広がっており、
時間つぶしにはもってこいの場所となっています。
坂田ヶ池総合公園は成田市の北西部、印旛郡栄町に
隣接した場所にあり、周辺には房総のむらがあり、公園から
徒歩でも行けます。

公園の北側の丘には「風土記の丘」があり、龍角寺古墳群
第101号墳があります。この龍角寺古墳群の出土品は
房総のむらの

古墳の先は広場になっていて、旧学習院初等科正堂が
あります。国の重要文化財に指定されています。
坂田ヶ池総合公園の見取り図です。

駐車場は右下のメイン駐車場のほか、北側の休憩広場の
右手に数台分、南寄り管理棟の西寄りにもサブ駐車場が
あります。

池の中央にある人道橋を渡ったところに細いのぼり道があり、
先へ進むと風土記の丘へ出られるようになっています。
風土記の丘の先には「旧学習院初等科棟」があり、
更に北へ進むと「房総のむら」に出ます。

総合公園は坂田ヶ池を中心に南寄りには大きな広場が
三か所広がっています。東寄りは斜面になった広場で、
キャンプ場から滑り降りるスロープが作られています。
中央上空には「りゅのみち」橋が架かっています。
竜の道を渡るとキャンプ場で入場は有料になっています。
西寄りには芝生公園が広がっています。

坂田ヶ池の北寄りは遊歩道が繋がっています。湿生植物園と
休息広場があります。

東寄りは駐車場とその奥に釣りのできるエリアがあります。
このエリア以外は釣りは禁止になっています。
坂田ヶ池総合公園の入り口です。
メイン駐車場の様子です。

コロナウィルス騒動のせいか、平日なのに
多数の車が駐車しています。

駐車場を仕切るグリーンベルトには菜の花が
満開です。このグリーンベルトは2本あります。
駐車場から池へ向かうと山桜が咲いています。
満開を過ぎてちょっと寂しい姿です。
蝋細工のような黄色い花が咲いています。

写真で見ると変哲もない花ですが、実際は
艶やかな花弁であたかも蝋細工のようです。
斜面広場から階段を上ると管理棟に出ます。

管理棟の東寄りにこの吊り橋があります。
つり橋の先に見える建物はスライダーの乗り場
です。ここから斜面広場まで滑り台で降りられます。
子供たちが楽しんでいました。
吊り橋です。「りゅうのみち」と名付けられています。
吊り橋の先にあるキャンプ広場です。
入場料が必要で、テントを張る位置が
決まっています。

画面にポインターを置くと炊事場、お手洗いの
ある場所もご覧いただけます。

平日ながら、コロナウィルスから逃げるように
子供連れの家族が多数訪れていました。
キャンプ場の北側の道を一回りして、
池のそばへ降りると、人道橋の麓に出ます。
池を横切る橋が人道橋です。

橋のそばには多くの水鳥が集まってきます。
恐らく、餌をもらえることを知っているのでしょう。
親子がパンを池に投げていました。
池には大きな真鯉、緋鯉がいます。
水鳥の餌を横から頂戴します。
数多くの水鳥が生息しています。
橋を渡って、少し丘を登ると「風土記の丘」に
でます。
ここには幾つかの古墳があります。
その内の一つが「龍角寺古墳群101号墳」です。
古墳からの出土品は「房総のむら」にある
「風土記の丘資料館」に展示されています。

画面にポインターを置くと古墳の反対側の
様子もご覧いただけます。

学習院初等科正堂です。

風土記の丘の北寄りにあります。

1899年(明治32)に、当時の東京市四谷区
尾張町に講堂として建設され、1936年(昭和11)
に講堂を新築するのにともない、印旛郡遠山村の
小学校講堂として移築されました。
以来、講堂として使用されてきましたが、
講堂新築にともない、1973年(昭和48)成田市から
千葉県に寄贈され、現在は県立房総のむら
敷地内に移築公開されています。
国の重要文化財に指定されています。
正堂のある庭の桜の木に3輪の花が
咲いていました。この年の桜の開花は
早いと言われていますが、ここの桜はまだ蕾も
かたい状態で、開花には少し時間が掛かりそうです。
元の道を坂田ヶ池へと戻ります。
湖畔にはユリ科の「ヘメロカリス」が
植えられています。花の季節は6〜8月で
3月ではこの程度です。
湖畔の北側を東へ進むと湿生植物園があり、
その上には休憩広場が設けられています。

湿生植物園の縁にはヘメロカリスが植えられて
います。花の少ない夏場に咲く花壇です。
遊歩道をさらに東へ進むと「花のテラス」に
でます。
ここには花時計があります。
花時計の前から駐車場方向の眺望です。
道路に沿って水仙が植えられています。
一本の黄色い線になっています。

画面にポインターを置くと同じ場所からの
反対側の眺望もご覧いただけます。
水仙の列が花のテラスまで続きます。
駐車場側から眺める坂田ヶ池の全景です。
印旛沼水産センター
坂田ヶ池からの帰途、印旛沼の傍にある「印旛沼水産センター」に立ち寄り、昼食を
摂りました。ここのウナギは成田参道のウナギよりいくらか関西風で香ばしくておいしいです。
印旛沼の内、北寄りの沼の傍に
「印旛沼水産センター」があります。
ここでは印旛沼の水産品を供給するほか、
レストランもあって、ここのウナギは焼き方も
関西風で、今までも結構何度も訪れている
お店です。

水産センターのある通りには幾つかの
ウナギ屋さんがあり、行列のできるのは
「い志ばし」ですが、最近は値上げもあって、
昔ほどではないらしい。
水産センターには印旛沼漁協直営の
レストランがあります。

いつもの昼時は大変混んでいる店ですが、
コロナ騒ぎのせいか、13時前に着いたら
お客はゼロ、まさに貸し切りでした。

ここの特徴はウナギ以外にナマズ料理も
食べられることです。
いつも通り、うな重です。特上、特、並の
三種類で、今回は特です。
ウナギの大きさがそれぞれで異なります。
吸い物は肝吸いです。
家内はうな重では量が多すぎるとのことで、
「うなぎめし」を注文。鯉の洗いも付いています。
殆ど小生が食べましたが…
吸い物は肝吸いではなく、普通の澄まし汁。
家内は不満気でした。
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