金瓜石黄金博物館
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黄金博物館は新北市金瓜石の山間にあり、台湾最大の金属鉱山跡です。日本統治時代、金瓜石は
有数の産量を誇る金山で、かつてこの地はゴールドラッシュに沸いた歴史があります。
金瓜石太子賓館は昭和天皇がその皇太子時代、来台したおりに建てられた休息所です。
風格ある和風建築がほぼ原状のまま保存されています。
目玉は220.3kgの金のブロックで展示ケースの両側に穴があけてあり、誰でも金塊にさわれるように
なっています。今日現在のその金塊の価格が電光掲示で表示されています。
また、昔の坑道を利用して、金鉱石の採掘の状況をジオラマ風に展示しています。

黄金博物館の入り口です。
表示には博物館ではなく、博物園区と
なっています。
博物館を軸に自然と調和させたいくつもの
資料館や庭園があることから博物園区と
称しているのでしょう。
説明文にもGold&GreenのダブルGを
大事にすると書かれています。
確かに自然の眺めも素晴らしいです。
ビジターセンターです。
九份の夜景を見るために遅めに来たため、
博物館、資料館は4時または4時半閉館で
ここで教えられた場所へと急ぎました。
日本の長屋、四連棟が残されています。
中にも入れますが、時間の関係で
スキップ。
入り口が4軒続いています。
金鉱石が展示されていましたが、
本物の金鉱石? まさか。
昔の鉱山の軌道がそのまま残されて
います。
一番奥にある本山五坑へ来ました。
我々が最後の入場者で入ったらすぐに
この扉が閉じられました。
間一髪でした。
坑道の中の様子です。
奥が上の入り口部分です。
入ってすぐは煉瓦造りですが、
途中からはこのように鉄の枠で
支えられています。

ポインターを画面に置くと
入り口付近の坑道がご覧いただけます。
ポイントポイントでこのような
昔の採鉱の様子が人形で
表現されています。
ここは採掘現場と表記されていました。

裏画面で別の場面がご覧いただけます。
坑道を出ると博物館になっています。
金鉱石採掘のための道具類や、
採鉱のシステムなどが展示されています。
展示室の最後の場所には
黄金館として色々な金製品の
展示のほか、この金塊が展示され、
直接手に触れることができるように
してあります。
重量は220.3kgの金塊で
この日の相場は298,506,500元と
電光掲示されていました。
この時期の換算レート1元=3.25円で
換算すると9.7億円です。欲しい~。
園内にあるプリンスホテル(金瓜石
太子賓館)です。
1922年に田中鉱山(株)が当時の皇太子
(昭和天皇)を迎えるにあたり建てた
宿舎でした。
1987年に台湾電力が再建し、2004年
この博物園の公開と同時に一般公開
されるようになりました。

博物園区から眺めた新堂老街と
勤濟堂です。関羽を祀るお堂です。
堂の後ろには関羽の像がたって
います。
中国人は総じて関羽が好きです。
商売の神様になっています。

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