九 分
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その昔、九份は台湾の一寒村に過ぎなかったのですが、19世紀末に金の採掘が開始されたことに伴い
徐々に町が発展し、日本統治時代に藤田組により街づくりが行われその最盛期を迎えました。
九份の街並みは、日本統治時代の面影を色濃くとどめ、当時の酒家(料理店)などの建物が多数残されています。
1971年の金山閉鎖により九份も衰退しましたが、台湾で空前のヒットとなった映画『非情城市(A City of Sadness)』の
ロケ地となったことで九份は再び脚光を浴びるようになりました。
現在は多数の観光客が訪れ、レトロな街並みを散策しています。
大通りから路地を入り込むと
お店がずらりと並んでいます。
観光客で混んでいます。
それぞれの店がそれなりに
凝った作りをしています。
店屋さんを通り抜けたところに
テラスがあって、基隆港を
眺められます。
通りを奥へ進んでいくと
お茶屋さんが目に付きました。
何か雰囲気のありそうなお店なので、
今日の夕食をここでやろうと
店に入りました。
お客さんは1組だけで、ちょっと
いや~な感じ。
でも、雰囲気はまあまあ、眺めも
まずまず。
提灯と山が良い感じに夕方を
演出してくれています。
さっき通ってきたテラス部分の
外側が見えました。
こんな彫り物があるとは上からは
全く見えません。
お店のメニューでお茶は基本料が
250元でお茶葉が200~500元
一番安いお茶でも450元(約1500円)
お茶を飲むのはやめてビールを注文。
お茶屋さんらっしくガラスコップはなくて
ビールも茶碗で飲みます。
夕食も一緒に注文しました。
トリ肉の煮込みに豆腐とばら肉の
炒め物。味はまずますでした。
他に野菜炒めを2種。
最後は焼きそばと焼飯。意外に美味かった。
7時を過ぎるとやっとあたりは
夕闇が忍び寄ってきました。
元の道を戻り
テラスから眺めた基隆の夜景です。
九份老街へ向かいました。
日本統治時代からの街並みが
残されています。
「阿妹茶楼」は有名なお店です。
石段を下りると、ああ、これが
九份だと言う眺めです。
雰囲気一杯の街です。
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