ウラジオストク駅
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1912年にコノヴァーロフによってネオ・ロシア様式に改築され、古代ロシアの宮殿をイメージした現在の駅舎が完成しました。
当初は緑色だったそうですが、1993年〜1998年にかけて改装工事が行なわれ、クリーム色に塗りなおされたのだそうです。
駅舎やホームには、列車に乗る予定がなくても無料で入場可能です。
駅舎の内部は狭いながらも古典的な雰囲気のある建物です。
ウラジオストク駅の正面玄関です。

ネオ・ロシア様式の建造です。
入口のアーチ部分には
一枚一枚絵が描かれています。

手の込んだ内装です。
入場には乗客も参観者も
荷物のチェックが必要です。
駅舎の待合室内部です。

それほど大きくはありませんが、
綺麗な部屋です。

正面には列車の出発時刻が
出ています。
時間は総てモスクワ標準時に
なっています。

一般の生活ではウラジオの
ローカルタイムが利用されていますが、
列車の時刻表は全てモスクワ標準時が
採用されています。
これは各地域での混乱を避ける為で、
駅舎の時計も全てモスクワ標準時に
合されています。
モスクワとは7時間の時差があります。
待合室の天井画です。

ロシア各地の絵が描かれています。
ウラジオの時間は9時半、駅舎の時計は
2時半を指しています。
従い、モスクワは午前2時半です。

時計の下のエンブレムは双頭の鷲で、
ロシアの国章です。
上の画像の下半分です。

人物はニコライ2世の胸像です。
ニコライ2世はロマノフ朝14代で
最後のロシア皇帝です。

ニコライ2世は日本からの帰途
皇帝では初めてシベリア地区を
訪れています。

台の上の額はニコライ聖人で
旅人を守る神様だそうです。
駅舎の元食堂です。
ここも大きなシャンデリアと天井画が
素晴らしいです。

現在は売店になっています。
元食堂の天井画です。
駅のプラットホームです。

夜の列車でハバロフスクへ
向かう時は、このホームから
乗車します。
ホームの壁にかかっている
シベリア鉄道路線図です。
見難いですが、左はモスクワ、
右の半島の下はウラジオストク、
その上はハバロフスクです。

この石版は「トランスシベリア幹線
完工100周年」の記念碑の様です。
上に1901、2001と書かれているので、
恐らく2001年に貼り付けられらたの
でしょう。
ホームに飾られているシベリア鉄道で
活躍した蒸気機関車です。
2002年の完全電化により
引退した機関車です。

画面にポインターを置くと
正面からの画像と、現地の大学生の
グループをご覧いただけます。

学生が集まっているポールは
ロシア連邦の国章をあしらった
キロポスト(標識)です

学生さんが移動しないので、
角度が悪くなりましたが、
台座にはモスクワまでの距離、
9288と彫り込まれています。
マリンターミナル側から見る
駅舎とホームです。
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