インドネシア
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インドネシアを初めて訪れたのは1981年11月でした。この時は仕事の関係で、
ジャカルタ、スラバヤを訪問しましたが、写真は残っていません。
この時代はまだVISAが必要で、取得に現地の企業の紹介が必要でした。
(Visaの内容は右のボタンでご覧いただけますVisa写真 )。

二度目は上海駐在時代に休暇を利用して、1996年11月に香港からバリ島に飛び、
バリからクアラルンプールに立ち寄り、香港経由で上海に戻りました。

この頃はまだデジタルカメラの利用もそれほど一般的ではなく、フィルム写真が
メインでした。ここに掲載の写真もすべてフィルム写真をスキャンしています。
20年も前のことで、訪問した場所の記憶も不確かで、説明を受けた内容もほとんど
記憶にありません。

従い、写真のコメントに誤謬があるかもしれません。

出来れば、インドネシアもゆっくり観光したい国ですが、残りの時間との勝負です。
バリ島
ジャワ島のすぐ東側に位置し、周辺の諸島と共に第一級地方自治体であるバリ州を構成しています。
2010年の島内人口は約389万人で、バリ・ヒンドゥーが根ざした地域として知られていますが、1990年代以降、
イスラム教徒の移民流入が目立つようになっているようです。
香港からデンバサールへ飛び、バリ島のホテルに5泊し
同じくデンバサールからクアラルンプールへ飛びました。

ホテルは3部屋あるどでかいスイートで、今まで泊った
ホテルの中では最大の部屋でした。
ホテル名を失念しました。多分コンラド・バリ(ヒルトン)
だったと思いますが、確かではありません。

当初はホテルのプライベートビーチでゆっくり過ごす予定が、
折角来たのだからと言う事で、結局、ホテルのツアーデスクに
依頼して、2日間の島内ツアーに出かけました。
訪問先は左図の緑の丸で、1日目がキンタマーニ高原から
モンキーフォレスト、2日目はタマン・アユン寺院と
タナロット寺院でした。

今となっては、どんなルートで廻ったのか、全く不明です。
写真の順番で大まかなルートが判りますが、デンバサールの
街中の様子やホテルのプライベートビーチの模様も写真に
撮った筈ですが、どこに行ったのやら残っていません。
この頃はフィルム写真のため、どちらかと言えば
記念写真が多かったです。
バリ島のキンタマーニ郡にある
バドゥール山(1717m)です。
キンタマーニ高原からの眺望です。
右手には火口湖のバドゥール湖も
見えています。

この火山は我々が行った後の
2000年にも小爆発しています。


画面にポインターを置くと
バドゥール湖もご覧いただけます。
グヌンカウィ・スバトゥ寺院
(Pura Gunung Kawi Sebatu)です。
スバトゥ村にある寺院で、濃い緑の木々に
囲まれた寺院の内部には、沢山のコイが
泳ぐ池や、沐浴場、綺麗な水が沸く泉などが
あり、大変静かで心落ち着くスポットです。

寺院の設立に関する説話として、
神と戦って敗れた王様がこの地に逃げ込み、
村人が山へと逃げ出し、水源のないのに
困った村人たちを不憫に思った、ヒンドゥー
3大神のひとりで、水をつかさどる
ヴィシュヌ神がこの地に湧水を施した、
との話が伝わっているようです。

左は中境内への入口の門柱(割れ門)です。
邪悪なものが通ろうとすると門が閉じると
言われています。

右は中境内の泉にある祠です。この祠が
寺院の基になったものだそうです。
奥境内です。
現在は入場できないようです。

この頃はまだ自由に入れました。
境内に咲いていた熱帯の花です。

ヘリコリアロストラータと言う花で
幹に花が直接ついています(幹生)。

中境内から奥境内を眺めています。
手前は「バレ」と呼ばれる東屋です。
境内の各所に設けられています。

右手には沐浴用の水場があります。

境内にあった白い女神(?)像です。
ヴィシュヌ神でしょうか。でも、腕が
2本しかありません。

後ろには祠が並んでいます。
中には立派な祠があります。
基台も上部の祠の造りも
立派ですが、謂れは判りません。
ウブドのテガラランにあるライステラスです。

谷間に一面の段々畑が広がっています。
ウブドパレス(王宮)の入口です。

パレス内で踊りの稽古をしていました。
ケチャダンスなのでしょう。正式には
華やかな衣装を着けます。


画面にポインターを置くと
同じ場所で、子供たちに稽古を
付けている場面もご覧いただけます。
ダラム・アグン・バダントウガル寺院です。
モンキーフォレストの奥にあります。
モンキーフォレストには沢山の
野生のサルが生息しています。
尾長ざるが屯しています。

人を襲ってくることはありません。
モンキーフォレスト内にある
色々な石像です。
左はベロを長く伸ばしたおさるの石像で、
右は人面猿の石像です。

これら以外にも各様の猿の石像が
並んでいます。
タマン アユン寺院です。

多分、厄除けの踊りをしているところです。
詳細は判りません。

タマン・アユン寺院への入口です。

17世紀のバリ島には多くの王国があり、
このあたりはムングウィ王国が栄えて
いました。タマン・アユン寺院は1637年に
そのムングウィ王国を守る鎮護寺として
建立されました。しかし戦乱で荒廃し、
時を経て再建されています。

ムングウィ王朝時代の香りを今に伝える、
バリ島で最も優美な庭園のある寺院として
知られ、現在もバリの人々の信仰の場であり
憩いの場となっています。
寺院の内部です。
門を入ってすぐの所に精霊が降臨する
祭壇があります。

祭壇はこのように上部が吹き抜けに
なっています。
祠は上部に神が祀られています。
本殿の外塀からの内部の眺めです。

本殿の奥にはメルと呼ばれる
茅葺の塔が建っています。
メルです。(映像は資料からの拝借です)

基本的には奇数の層になっています。
メルは、聖なる山、アグン山を模したと
いわれています。

自分で撮った写真は下の状態です。
寺院の奥にあるガルーダ像です。

その脇にはメルが立っています。

タナロット寺院です。

バリ島中西部の海岸にある寺院で
バリ六大寺院のひとつです。
寺院内には入れませんが、干潮時には
陸続きとなり、歩いて渡ることができ、
岩の下まで行けるそうです。

この寺院の建立は、16世紀、ジャワの高僧
ニラルタがこの地を訪れた時に、海に浮かぶ
岩島の美しさに心を惹かれ、村人に寺院の
建立を薦めたのがきっかけと言われています。
上の写真の右寄りの風景です。

干潮のピーク前で徒歩では渡れない
状態です。
タナロットの展望レストランからの
寺院の全景です。
展望台からの右側の眺めです。
タナロット展望レストランから眺める
タナロット寺院の夕景です。

ここは夕景が有名な場所だそうです。
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