元のページへ戻る 
上海近郊には水郷がいくつもあり、有名なのは周荘、朱家角ですが、市内から少し遠いのが悩みの種。
ところが「七宝老街」は市内から地下鉄で約30分のところにある水郷です。
老街では3つの異なった場所があります。1つ目はお土産物や民芸品などが道の両脇に並ぶ北大街、2つ目は小吃と呼ばれる
食べ歩きグルメがずらりと並んでいる南大街。3つ目が蒲匯塘という運河のある水郷らしい風景を楽しむ場所です。
七宝老街は、北宋時代に建立され、明清時代に繁栄し、1000年あまりの歴史をもち、上海文化の発祥地の一つとの事です。
地下鉄9号線の「七宝駅」です。
中山広場から5元(約85円)です。
駅前には立派なショッピングモールが
建っています。

七宝老街への案内板があちこちにあり、
道に迷うことがありません。
七宝老街の入口です。

正面奥が北大街と呼ばれる
歩行者専用道路です。
「七宝老街」と記された門牌が
立っています。
奥に見えるのは「鐘楼」です。
老街の「北大街」への入口です。

小さなお店がずらりと並んでいます。
北大街は食品店はなく、
衣類、工芸品類、靴・かばん類などの
雑貨系のお店が主体です。
このお店は「泥人形店」で、
色んな泥人形が並んでいます。
この店は銀細工の店で、指輪や腕輪
などのアクセサリーを作っています。
オーダーメイドが可能のようです。
そうした店がと300m程ずらりと
並んでいます。
手造りの木工品屋さんです。
この様な路地道も幾つもあります。
ここは「徐家弄」と言う小路です。
北大街の南端になります。
門には「北柵口」と記されています。
北大街の入口の意味でしょう。

上の門を出たところに広場があり、
そこにある「天香楼」という
レストランで昼食を摂りました。

お店や料理の様子は下記ボタンから
お入り頂けます。

 天香楼
 
レストランの前の広場を南に行くと
蒲匯塘と言う川べりに出ます。
水郷の様相を呈しています。
この川に沿って歩くこともできます。

周辺部の景観は下記ボタンから
お入り頂けます。

蒲匯塘
橋を渡って南大街に向うと
「古鎮七寶」の碑があります。

碑の前にアイスクリーム屋さんが
ありました。ソフトクリームを食後の
デザート代わりに買いました。
バニラソフトが10元(約160円)でした。
南大街は殆どが食品店で
色々な食品が商われています。

左は骨付きの豚肉です。
右は豚足です。

左は叫花鶏と称する蓮の葉で
詰め物をした鶏を包み、更に、
土で包んで蒸し焼きにした食べ物です。
乞食鳥とも呼ばれます。
土と葉を取り去ったのが左手のボールの
中にある肉です。

右は串焼きと蒸かし饅頭、粽です。
饅頭は色々な動物の顔になっています。
左は鶏やソーセージ、野菜、豆腐、
ウズラの卵などなどの串焼きです。

右は酒屋さんで壺入りの老酒や
珍蔵酒を商っています。
ここは昆虫宴と称して色々な
昆虫やサソリなどを売っています。

手前の列の左はバッタとムカデ、
その右小型のサソリ、その右は
芋虫のような昆虫の幼虫。

奥の左はヒトデとウミヘビ、白いのは
ハチの子、その右は大型のサソリと
クモです。

見るだけで十分でした。
南大街の突き当りにある
「江南御府」と称するマンションの
入口です。

てっきりお役所か何かと思ったら、
域内に小中学校もある大型住宅区
のようです。
こちらの建物も入口はこんな感じですが、
美術館のようでした。
西洋美術の芸術家で七宝出身の
張充仁(1907〜1998年)の記念館です。
左はその銅像です。

記念館内部には絵画や彫刻を
収蔵しており、アトリエも再現されて
いるそうですが、時間に限りがあって
内部までは見られませんでした。
張充仁記念館の前から広場の前の
「蒲匯塘橋」へと向くため、
北西街を通り抜けました。
レストランが並んでいます。
北大街を戻り、鐘楼の前に来たら
天香楼で食事をしていた欧州系の
学生さんが記念撮影中でした。

この学生さんのうちの数人が食事の時に、我々に手を振ってくれ、顔なじみに
なっていました。ここでバイバイしました。 
 元のページへ戻る