コルドバ
 ページトップ 

コルドバはアンダルシア州コルドバ県の県都です。756年には後ウマイヤ朝の首都であり、
歴史的遺跡も多く「コルドバ歴史地区」としてメスキータやユダヤ街が世界遺産に登録されています。
古代ローマ時代の首都であったこともあり、ローマ時代の遺跡も残されています。
後ウマイヤ朝時代はトレドとともにイスラム文化の中心地となり、10世紀には世界最大の人口を有する
街にまで発展しました。
その後、キリスト教徒の勢力拡大により、1236年にフェルナンド3世に征服されました。

ローマ時代に作られたローマ橋と左手奥にメスキータが望めます。右手はカラオーラの塔で14世紀に
作られた橋の入口です。川はグアダキビル川で、セビリアの街中まで流れています。橋は230mあります。
メスキータの全景を遠望しています。
左手のゴシック様式の建物はサン・セバスティアン病院です。右側がメスキータです。
ブエンテ門はアラブの城壁に連なる門でしたが、16世紀にルネッサンス様式に改修されたものです。
橋を渡ってすぐメスキータの塔の方へ向かう道筋の景観です。 右の一番奥がサン・ミゲ―ル門、その手前に
サン・エステバン門、日陰の部分がディアネス門です。
ディアネス門とミナレットが見えます。                ミナレットです。
ミナレットとオレンジの中庭です。イスラムモスクの典型的スタイルになっています。
通路の一番奥に見える門は(右写真)聖カタリナ門。中程少し壁が高くなっているのは栄光の門です。
最初に作られた外陣です。礼拝の間の円柱の森です。  ミフラープです。大聖堂の詳細はメスキータ から。  
メスキータの北側にはユダヤ人街が有ります。迷路のように入り組んだ通りに白壁の家が並びます。
白い壁に植木鉢が並べられています。  通りには花の小道とと書かれていますが、時期的に花には少し
早かったようです。
花の小道からメスキータのミナレットが望めます。 洒落たコーナーやユダヤ人の哲学者兼医師イモニデスの
銅像などもあります。
家によっては中庭(パティオ)まで入れてくれます。
途中に大学の教会が有りました。右の右手建物が大学で、テラスで学生がお茶をしていました。
コルドバでの夕食はエンバナディージャ(スペイン風餃子)と鶏肉のグリル(家内は豚の照り焼きに交換)、
飲み物はサングリア。赤ワインをソーダーで割ってリンゴやミカンを入れた飲み物。さっぱり系、グイッと行けます。
アンダルシア地方に限らず、スペインを走っているとあちこちで発電用風車を見かけます。また、ソーラー
発電用パネルの列も見かけます。スペインの自然エネルギー利用での発電量は相当のレベルなのだそうです。
コルドバからマドリードまで400kmを高速鉄道AVEに乗車しました。コルドバ駅と列車・車内です。
到着駅のマドリード、意外に大きくて驚きでした。チョッとした空港並みかなぁ。
                                                       ページトップ