トレド Toledo
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トレドはマドリードから南へ70km程行ったところにある街です。
時間が無いならマドリードを見ずともトレドは見よ。と言われる場所だそうです。
確かにすばらしい街でした。
中世にはイスラム教、ユダヤ教、キリスト教が入り混じって文化を作り上げた
場所です。タホ川に囲まれた旧市街はそれそのものが博物館みたいなものです。
午後の半日をマドリードから往復するという強行軍でしたが、街そのものが
小さなところなので、それなりに観光することが出来ました。
トレドはギリシャ人画家のエル・グレコが30年以上も好んで住んだ街です。
ここでの作品がトレドで沢山保存されています。
時間の関係で大聖堂に架かっている作品以外は見ることが出来ませんでした。
また、トレドは象嵌が有名な街です。土産品などにも象嵌のものが結構有りました。
マドリード・トレドの現地ガイドさんはここトレドの出身。日本の三重県スペイン村で仕事を
していたとのことで、日本語は十分でした。トレドへの思い入れが感じられました。

トレドの旧市街を一望できる展望場所からパノラマ撮影しました。全体像を把握しやすいので4枚組を纏めて
います。右はアルカサル、中央に大聖堂、左寄りは別荘地帯です。この高台全体が世界遺産に指定されて
いる為、家並の改造は出来ません。但し、内部の改装は問題ないので、若者を呼び寄せるために、
外装は古いまま、内装はモダンなものにしたアパートが沢山増えているそうです。
アルカサル(王城)を中心とする東寄りの街並みです。アルカサルは現在博物館になっていますが、
1883年から軍の士官学校だったため、スペイン軍人の聖地になっているようです。
ポインターを画面に置くとアルカサルの拡大写真がご覧いただけます。
中央にサンタ・マリア・デ・トレド大聖堂が有ります。トレド大司教座がおかれています。トレド大司教は
スペインカトリック教会の首位聖職者となります。従い、セビリアの大聖堂と1・2位の座を争うことになります。
大聖堂の鐘楼は90mあります。
トレドの主な建物が全て入りました。
サン・マルティン橋です。タホ川に架かっています。      橋を渡るとすぐ目の前に旧市街の城壁が見えます。
旧市街は標高530mにあり、駐車場から            エスカレーターを下りると教会が目に入ります。
エスカレーターで旧市街入口まで行きます。
石畳の坂道を登ってゆきます。                  敷石の道路と石組みの塀の組合せです。
幾つかの教会が有りましたが、名前が良く判りません。   
この建物の名前、聞き洩らしました。なんでしたっけねぇ〜 大聖堂の一部だったかなぁ〜
大聖堂の前にあるトレドの市庁舎です。グレコの息子の設計になります。
1226年に建設をはじめ、1493年に完成したサンタ・マリア・デ・トレド大聖堂です。
大聖堂の正門は三つに分かれ、左から地獄門、免罪の門、裁きの門に          通用門です。
なっています。正門の免罪の門は王立の門とも言われ、この門は
王様か法王しか通ることが出来ません。               聖堂の内部は聖堂内部 からお入りください。             
エル・グレコの家の前はテラスになっていました。        街中で見つけた劇場です。
サント・トメ教会の鐘楼です。エル・グレコの代表作      上は街中で見つけたドン・キホーテの人形
「オルガス伯の埋葬」を所蔵しています。             下は「Plaza Mayor」の表示板が有りました。
トレドの街中には沢山の教会と鐘楼が有ります。どれがどの教会かさっぱりわかりません。
 ソユドベール広場です。街のほぼ中心部にあたります。沢山の人が集まっています。
観光客が多いのでしょう。ポインターを置くと拡大します。
  広場の北側です。                       正面はタベーラ病院で内部には美術館や教会が
                                     あります。エル・グレコの絵もあるそうです。
旧市街を取り巻く城壁の一部です。
トレドは象嵌でも有名な土地です。工房を訪れました。 たった一人だけの象嵌師が仕事をしていました。
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