父島・大村地区
 元のページへ戻る
父島の二見港近辺です。
二見桟橋とトビウオ桟橋があり、大型船は二見桟橋を利用しています。

おがさわら丸とははじま丸が二見港を使用しています。
船客待合所も二見桟橋には設けられています。

大村地区はどちらかと言えば行政と商業の街、奥村と清瀬は住宅街と
なっています。都営住宅も奥村地区に多く存在します。
住民の2割近くが公務員で、転勤等での出入りも多いそうです。
65歳以上の住民の比率は1割ほどと全国に比べると低くなっています。

この地区で父島人口のほぼすべてが生活しています。
診療所もありますが、大きな病気の場合は都内の病院へ運ばれます。
小中学校と高等学校がこの地区にあります。住民世代が若いため、子供が
多いのだそうです。本年(平成30年)度の小学生は168名、中学生は55名
となっています。高校生は同年5月で48名在籍しています。。



大村地区の詳細図です。
二見桟橋から延びるメイン道路は
県道240号線で大村では海岸通と称しています。
県道240号線は父島を一周しています。県道は
この一本のみです。

大村トンネルは戦前に開通したトンネルで、現在は
歩行者用トンネルとして利用されています。

大神山神社は定期船が到着した日のみ開門され
普段は門が閉まっています。
お祭り用に神社の前には観覧席付の土俵が
設けられています。奉納相撲が行われます。

二見桟橋から村役場の間の東西2本の通りには
レストランや居酒屋がずらりと並んでいます。
やはり、定期船到着時のみ開店する店が多いです。
今回利用した場所のみ記載しています。

大神山公園には昭和天皇行幸の碑と今上天皇の
行幸啓碑があります。昭和2年、平成6年に
父島・母島を訪問されています。
二見桟橋を出た所に有る
「大ガジュマル」です。

大村地区の中心でもあり、
街の目印になっています。
ガジュマルの前に有る
「父島ビューホテル」です。
今回の宿で3泊しました。
2005年(平成17)創業で
キッチン・シャワー・トイレ付の
ホテルですが、食事はありません。
バスタブもありません。
長期滞在には良い宿かもしれません。

食事処は隣の建物、手前右手の
建物などにあるので、特に不便は
ありません。

画面にポインターを置くと
二階の窓から港方向を眺めた
景観をご覧いただけます。
ホテルの前の県道240号線
(海岸通り)です。

正面の小高い山は三日月山です。
頂上には展望台もあります。
大村の郵便局です。

右の建物は警察署になります。

ここの郵便局では小笠原の切手を
販売するほか、父島に因んだ
スタンプを押してくれるそうです。

スタンプ欲しさに自分あてに
絵葉書を出す人もいるそうです。
郵便局向かいにある
村営バスの車庫です。
丁度1台止まっていました。
街中に有るバスストップです。
青灯台入口停留所です。
区間によっては乗降自由区間が
設定されています。

村役場を軸に扇浦線と循環線が
運行されています。
上図のバスは扇浦線小港海岸行
となっています。

運行回数は極僅かです。
朝7時から夕6時まで1時間に
ほぼ1便です。
循環線は1日に2〜3便のみです。


村営バスにも乗って見たかった
のですが、果たせませんでした。
小笠原村役場です。

「小笠原空港の早期開港」と
「2018年小笠原返還50周年」の
垂れ幕が貼られています。


村役場の向かいにある
「おがさわらビジターセンター」
です。

各種の小笠原の紹介がされて
います。また、各種のDVDが
準備されていて、希望により、
放映してもらえます。
10分〜30分程度の紹介です。

センター内部は下記ボタンから
お入り頂けます。

 ビジターセンター
ビジターセンターの向かいにある
「パパヤ(PAPAYA)」と言う
トロピカルインと称する宿舎です。

クジラ・イルカのウォッチングツアーも
主催しています。

家の周りが黄色いハイビスカスで
埋まっています。
昭和天皇が1927年(昭和2)に
小笠原父島・母島を訪れた時の
記念碑です。

大神山公園の中に建っています。

この碑は太平洋戦争で破壊され、
土中に長く埋もれていたものが、
公園整備の際に出土し、その際、
碑の下部は失われていたものを、
再現したものです。上部は旧来の
下部は複製された石碑です。

建っている場所は概ね昔の場所
となります。元は小笠原尋常高等
小学校の校庭だったそうです。

少し右寄りにも行幸啓記念碑が
立っています。こちらは今上天皇の
1994年(平成6)訪問記念碑です。
(画面にポインターを置くと
ご覧いただけます)
大きなクジラの絵が目立つ「B-しっぷ」
(商工観光会館)は、小笠原ホエール
ウォッチング協会・小笠原村観光協会の
窓口があり、島内観光の拠点と
なっています。

村役場から都道240号線の
二見桟橋方向を眺めています。

右側の街路樹はヤシや鳳凰木などで、
目を楽しませてくれます。

右手にはJA小笠原があり、
ここのソフトクリームがとても
美味しかったです。


街路樹の1本、鳳凰木の花です。

海岸通りに沿って
「ペリー提督来航記念碑」が
立っています。

1863年6月14日にペリー提督が
父島二見港に入港しました。
ペリーは「ビール島(父島)植民地政府」
を樹立し、米国の太平洋横断航路の
中継基地にしました。
ぺりーは小笠原諸島の第一発見者は
日本人だと指摘しており、これが後の
日本領土となる要因になりました。

この碑はペリーの来航と、ペリーの
生誕地である米国ニューポート市との
友好を記念して1996年(平成8)に
建立されています。

画面にポインターを置くと
石碑の説明文をご覧頂けます。
海岸通りのペリー記念碑の前から
少し北方向に向かうと「大神山神社」の
入口に出ます。

階段手前にはお賽銭箱も置かれており、
階段を登れない人もここから礼拝
出来るようになっています。
本殿への階段です。

上まで136段あります。
右手に「大神山神社」の石碑が
立っています。
136段登ると社務所とその前に有る
土俵に出ます。

ブルーシートの掛かっている所が
土俵になります。
周囲には岩を彫り込んだ観覧席も
作られています。

丁度宮司さんが草刈りをしておられ、
お話をお伺いできました。

お祀りの時にはここで奉納相撲大会が
行われるそうです。

また、本殿は定期船が入港した日のみ
開扉され、それ以外の日は閉めたまま
にしているそうです。
入港日以外は殆ど参拝客が来ない
為だそうです。
この日は島の人と思われる方が
2名程参拝に来られていました。

ここから更に石段を81段登ると
本殿に着きます。
拝殿です。入口は閉じられています。

ご婦人が一人参拝に来られていました。

画面にポインターを置くと
側面から拝殿、本殿をご覧頂けます。
本殿の前から眺める風景です。
二見港を一望できます。

二見港の前に有る「大村隧道」です。

戦中に作られた軍用トンネルで
戦跡の一つだそうです。

こちら大村側のトンネルは大村隧道、
この奥に有る清瀬側のトンネルは
「清瀬隧道」と呼ばれています。

現在は車両は通行できず、徒歩又は
二輪車での大村・清瀬を結ぶ連絡路
となっています。

画面にポインターを置くと
手掘りのトンネル内部の様子を
ご覧いただけます。

父島の信号機は2基だけですが、
1基は大村隧道入口に、2基目は
清瀬隧道の入口にあります。
小笠原の汚水管のふたです。

ひらがなで「おがさわら」と
「おすい」の文字と
イルカの親子と珊瑚が描かれています。
 元のページへ戻る