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2014年9月に亀田病院の定期診察を受けるついでに 笠森神社、高滝湖、鴨川、石堂寺、那古観音を回りました。 養老川に造られた高滝ダムにより形成された人造湖が 高滝湖です。 養老川の度重なる氾濫で地元民の要請により、 1974年から建設が始まり、1990年4月に完成しています。 ブラックバスとワカサギ釣が有名で、貸ボートなども準備され ています。 湖の傍を横切るように小湊鉄道が走っており、それに沿う形で 県道81号線が通っています。また、高滝ダムの傍を通り 国道297へ通ずる県道168号線が高滝湖を縦に走っています。 湖畔には市原湖畔美術館や高滝神社があります。 今回はこの二か所に立ち寄りました。 左の航空写真の市原湖畔美術館周辺に点々とした物が ありますが、これらも作品群です。 |
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高滝神社の由緒によれば「三代実録に貞観10年(868)9月17日上総国正六位上高滝神従5位下とあり、 白鳳2年8月に鎮座された。古くより安産及び稚児の安健生育を祈るに神験いちじるしく底なし袋の信仰は当社 独特のものとなった。現存する社殿は享保12年(1727)再建されたものである」と記されています。 平安末期に上賀茂社、下鴨社から分霊を勧請したと伝えられ、そのため当初は加茂明神と称されました。 |
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市原市立の美術館で、1997年に開館した「市原市水と彫刻の丘」を 2013年にリニューアルして「市原湖畔美術館」と改称しています。 湖畔に建つ瀟洒な建物で、湖面にもいくつかの作品群が設置されています。 圏央道の開通とともに来館者が増えるといいですね。 |
市原湖畔美術館の入り口です。 コンクリートの打ちっぱなしの壁が なぜか芸術っぽく見えます。 |
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園内に建つ揚水塔の上からの 美術館全体の眺めです。 手前の茶色い構造物も作品です。 |
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屋上に上がるとこのような鉄の棒の 林があります。 これも作品の一つです。 館内の作品の一部は下記ボタンから ご覧いただけます。 モダンアートっぽい作品が多く、 写真も一部しか撮りませんでした。 |
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美術館の前から眺める高滝湖です。 左手の塔は藤原式揚水機です。 この地域では養老川と耕地の段差が 大きく、利水に苦労していたそうです。 藤原次郎吉は自らが発明した揚水機を 養老川に設置し、農民を干害から救い ました。この揚水機はタービン式揚水機が 出てくるまで利用されたそうです。 正面の橋は加茂橋です。県道168号線が 通っています。 |
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揚水機の構造です。 右の水車が回転し、左にある水箱の 付いたベルトが回転し水を高所へ 運ぶシステムになっています。 この塔は上部が展望台にもなっています。 |
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展望台から眺める高滝湖です。 手前にある杭状のものは作品群です。 画面にポインターを置くと 拡大した作品をご覧いただけます。 |
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揚水機の枠から眺める作品です。 トンボの形状をしている作品です。 詳細は判りません。 |
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これも作品の一つです。 こんな鑑賞の仕方もあります。 水鳥が今にも飛び立ちそうですが、 球体のオブジェです。 |
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公園から湖に突き出したデッキが あります。何に使うんでしょうね。 右手の方には観覧席状の場所もあり、 水上競技が行われるのかもしれません。 |
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バスやワカサギ釣りが盛んな湖だそうで、 この日も釣り人が船を操り、釣に励んで いました。 |
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