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酒田から銀山温泉に向かう途中にある
道の駅とざわです。
戸沢村には、韓国人妻が多く居住している
ことから、彼女たちの寂しさを紛らわせるため、
この様な建物になっているそうです。
彼女達が作る「戸澤流キムチ」も販売されて
います。韓国の歴史や文化についての
紹介コーナー「民族資料館」も設けられています。 |
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銀山に着いたのは夕方4時過ぎ、でも、
この季節の銀山温泉はもう暮れていました。
今回宿泊した宿は「銀山荘」で温泉の入口に
あり、温泉街までは徒歩5分ほど掛かります。
画面にポインターを置くと
朝のホテルの様子をご覧いただけます。 |
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銀山温泉街です。
大正時代の建物が残されており、
木造の3~5階建ての宿が並んでおり、
大正時代の雰囲気を残している街です。 |
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同じく、銀山川に沿って並ぶ温泉宿です。
画面にポインターを置くと
同じような場所からの朝の風景を
ご覧いただけます。 |
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左奥の建物は「能登屋」でおしんの母親が
働いていた旅館です。
テレビではここのおかみさんがおしんに
こけしを渡して、それを母親と思い頑張れと
言ったとか…
画面にポインターを置くと昼間の建物が
ご覧いただけます。 |
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この日の夕食は会席膳でした。
左写真の上右は山形牛のステーキ、
上中、前菜(旬菜として合鴨燻製、銀杏串、
鰹クルミ、丸十煮(甘藷)、みずこぶ(みずの実)、
が盛られています。紅葉の葉も食べられました)
「みずこぶ」はこの地方特産の山菜・みずの実で
秋にこぶ状になった実を食べます。
ー画面にポインターを置くと拡大されますー
上左、海鮮(海老、貝柱、ムール貝)とすいとんの
味噌酒粕鍋、
下右、牡丹エビ、はまち、鮪の刺身。
下中、ウニと胡麻豆腐
下左、柿きぬたと黄菊の酢の物
ハート形になった赤いのは紫蘇の食前酒。
右写真の上右は銀鰈のパイ包焼きと芋煮
下右は鱧のすまし汁、左、庄内米(つや姫)ごはん。
他にかぼちゃのスープとブルーペリーの杏仁豆腐
が出ました。
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朝は珍しく定食膳でした。
蓋付きのお皿は野菜と豚肉の煮ものです。
ご飯は銀山らしく、大根飯です。 |
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ホテルの裏庭には銀山川が流れ、
左手にダムもあります。 |
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朝の散歩?がてら、雨の中、温泉街と
銀鉱跡を巡ってきました。
温泉街の南端にある「はいからさん」です。
ここのカレーパンが有名だそうです。
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更に南に行くと川の傍にお堂が建っています。
延命地蔵です。
その向こうに白金の滝が見えています。 |
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延命地蔵の前にある飛び石で対岸に渡ると、
白金の滝が見えます。
画面にポインターを置くと
瀧の全景がご覧いただけます。 |
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瀧の上に「滝の不動尊」が
祀られています。 |
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瀧の不動尊から更に上に登ると
儀賀市郎左衛門の像が有ります。
しんどい思いをして、やっと登ったら
この有様でした。
雪対策でこの時期はテントで像が
包まれるのだそうです。ガッカリ。
これを、「そがき」と言うんだよ、とホテルの
お兄さんが教えてくれました。
画面にポインターを置くと
像の資料画面をご覧いただけます。
儀賀市郎左衛門は1457年にここ延沢銀山を
発見しました。市郎左衛門が出羽三山詣でに
この地を訪れたところ、霊夢に山の神の化身と
思われる1人の老人が立ち銀山のある場所を
告げたそうです。この銀山は戦国時代から
江戸時代にかけて、日本でも有数の銀山として
有名になったようです。 |
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銀坑洞の出入口です。
この坑洞が最も長く、山の上まで
繋がっています。
他にも小さな坑洞があります。
画面にポインターを置くと
坑道の梯などの様子をご覧いただけます。 |
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坑洞の内部です。
照明の関係で黄色っぽく映ります。
銀鉱石を掘った後が残されています。
画面にポインターを置くと別の坑洞の
内部もご覧いただけます。
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坑洞を出ると「おもかげ園」と
呼ばれる庭園が有ります。
左手に坑洞の出入り口が有ります。 |
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下る途中にある坑洞の一つですが、
「夏知らず」と名前が付いています。
恐らく内部は夏涼しく、冬暖かいと
言う事なのでしょうが、現在は入洞
禁止となっています。 |
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夏知らずを通り抜けて、渓谷に出ると
石橋が有ります。
「河鹿橋」です。昭和初期に造られたものだ
そうです。 |
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河鹿橋の傍に「斎藤茂吉」の歌碑が
建っています。
「蝉のこゑ ひびかふ ころに文殊谷
吾もわたりて 古へおもほゆ」
と刻まれています。 |
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茂吉の歌碑を抜け、反対の川岸を歩きます。
「長蛇渓」と呼ばれる景勝地です。 |
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洗心峡と籟音(らいおん)の滝です。 |
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白金の滝の上にある「せことい橋」です。
画面の右手から瀧になって落ちています。
左手には「竜潜窟」と呼ばれる洞穴が
あります。
画面にポインターを置くと洞穴を
ご覧いただけます。
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温泉街を北寄りに通り抜けると
川沿いに「正楽寺」が有ります。
浄土真宗大谷派の寺院で、安養山正楽寺の
創建は天正年間(1573~1592)に建立
されたのが始まりとされます。
銀山の栄えていた江戸時代には銀山には
48ケ寺有ったそうですが、現在残る唯一の
寺院です。
画面にポインターを置くと
この寺院で急カーブする銀山川を
ご覧いただけます。 |
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銀山温泉への入口、山形ミニ新幹線の駅、
大石田駅です。
奥羽本線の駅としては明治時代に
開業した駅です。
1999年、山形ミニ新幹線開業とともに
駅舎も新しくなり、新幹線・在来線共用駅と
なっています。
駅舎の上にある階段状の場所は夏の花火の
観覧席になるのだそうです。
画面にポインターを置くと入線する
山形新幹線「つばさ号」がご覧いただけます。 |
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時間待ちの間に大石田駅近辺にある
乗松寺へ行ってみました。
涅槃像があると駅の案内に有りましたが、
本堂へ上がるのに一回りしなくてはならず、
時間の関係で入り口だけで失礼しました。
お寺の案内には「本堂・千手観音御参拝の方は
客殿玄関にお回りください」と書かれており、
涅槃像には触れていませんが、本堂にあると
思われます。 |
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大石田の街はやはり雪深いのでしょう、
高床式の建物で、既に庭木は雪囲いが
されていました。こちらでは「そがき」と
云うのだそうです。
画面にポインターを置くと
街路に積雪でも通り道を確認できるように
竹の棒が各所に立てられているのを
ご覧いただけます。 |