弥冨地区
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佐倉市弥冨地区
千葉
弥冨地区は佐倉市の南部に位置する、農業地帯です。
千葉市と八街市に隣接しています。
域内には大日本インク(DIC)の研究所と
其れに隣接する川村記念美術館があり、
2008年開業の麻倉GCもあります。

川村美術館へは京成佐倉駅とJR佐倉駅から
定期的に無料バスが運行されています。
川村記念美術館
川村記念美術館はDIC(大日本インク)の創業者川村喜十郎氏や
川村家三代の所蔵品を公開するために1990年に開館されました。
ここは美術館のみならず、その庭の広さと美しさで多くの人を集めています。
2014年11月に川村美術館の庭園へ
紅葉を見に行きました。

例年の千葉県は紅葉の色が黒っぽく、
綺麗な赤色が出ませんが、今年は
朝夕の冷え込みがあった為か、いずこの
紅葉も非常に色鮮やかです。

庭園のみには無料で入場できます。
広場の周辺には紅葉する木がほとんど
ありませんが、桜の木の葉が色づいて
いました。
庭園全体でも紅葉が見られるのは
ごく一部です。
庭園内にある十月桜です。
年に二度開花します。

画面にポインターを置くと
花の様子がご覧いただけます。
左手に十月桜の白っぽい花が咲き、
右手に楓が紅葉してます。
桜と楓のコラボレーションです。
十月桜と楓とケヤキのコラボレーション
です。いずれもその存在を誇示しています。
ただ、桜の花の色は他に負けてます。
バラ園から眺めるバラと桜と楓とケヤキ。
ちょっとごちゃごちゃし過ぎですかねぇ。
蓮池の傍にも十月桜と紅葉の
コラボレーションが見られます。

画面左手の白っぽい木は十月桜です。

池に映ると水彩画のような雰囲気が
ありました。
古代ハスの大賀ハスの池では
普通の桜の木と紅葉した楓が
水面に映っていました。
枯れた桜の枝もなかなかの景観です。
緑から赤へのグラデーションを
見せる紅葉です。
青い空へ三原色の景色です。
海老原一郎の設計による
美術館の建物はあたかも
サイロか古城のごとき
様相をしています。
内部は広々と作られています。
野外にも幾つかの美術作品が
並べられています。
写真左の赤い椅子様の作品は
清水九兵衛(きよみずきゅうべえ)
の「朱甲面」(red mask)です。


所蔵画の一部です。
左・レンブラントの
「広ツバ帽を被った男」、
中・ピカソ「肘掛椅子に座る女」
右・シャガール「赤い太陽」です。
同じく本館の前に飾られている
鋳造の像です。
フランク・ステラの作品「リュネビル」です。
鉄の塊のような作品でステンレス、アルミで
作られています。
大きさは横を歩く人と比べてみてください。

美術館の前に広がる庭園です。
30万uの敷地にゆったりとした
庭園が作られています。
絵画鑑賞のみならず、
自然散策に訪れる人が大勢います。
正面奥の建物がDICの研究所です。

手前には渓流も作られています。
ポインターを置くとご覧頂けます。
美術館から奥へ進むと広場に出ます。
ここにも野外展示品が並んでいます。

広場の前にある棚に丁度蛇瓜が実って
いました。
形状はまさに蛇がうねっているようです。

画面にポインターを置くと
瓜がご覧いただけます。

蓮池もあります。
この右側には大賀ハスの池もあります。
木立ちの中を歩ける
自然散策路が設けられています。
枝垂れ桜と菖蒲池ですが、いずれも
季節外れで花はありませんでした。
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