浙江省 紹興
 中国   浙江省  江蘇省   上海

紹興と言えば紹興酒。この紹興酒という呼び名は日本人だけとの説もあり、普通は老酒、黄酒と呼ばれています。
ちなみに日本では「紹興酒」は宝酒造の登録名で他社は使えないと聞いています。
お酒のみならず、紹興は有名人も輩出しています。書家の王義之、作家の魯迅、革命家の秋瑾、政治家の周恩来などなど。
更に、「臥薪嘗胆」の言葉を生んだ会稽山の戦い。これもここ紹興での話です。近くに会稽山があります。

紹興市のシンボルで酒杯を象った
物だそうです。

街のロータリーに作られていました。
魯迅の旧居です。
銅像は子供の時の魯迅(正面右の子)と
壮年の銅像(左隅)が建っています。
魯迅が18歳まで過ごした家です。

場所はここだったそうですが、
家は復元されています。

ツアーのため入場は出来ませんでした。

魯迅記念館のロビーです。
紹興でも街中に水路が連なっています。
魯迅の旧居の近辺です。
三味書屋は魯迅が12〜17歳の間
学んだ塾です。
三味書屋の思仁堂です。
魯迅の学んだ教室です。

左の端にある机が魯迅の机
だったそうです。

画面にポインターを置くと
机の場所が良く判ります。
紹興には多くの三輪車が走っています。

観光客のみならず、市民の足に
なっているそうです。
我々も三輪車のお客になって走ってみました。

ここは幼稚園の前で、幼児を出迎えに来た親たちが
待っています。

三輪車も客待ちしていました。
紹興の裏町です。
やはり水路がありました。
場所によっては紹興ゴンドラが並んでいます。
水路を巡る観光客向けなのでしょう。
紹興でも老舗の酒造会社を見学。
試飲の紹興酒は美味しかったです。
6月は仕込みも終わり作業は有りません。
小分けされた老酒は3年〜30年間
熟成されたもの。
お勧めは10年物。
それ以上は一気に値段が高くなります。

蓋は泥砂で作られ、そのために熟成が
継続するそうです。
車窓から見えた紹興市内の山にあった塔です。

門碑には「永日風和」と書かれていますが、
何の塔かは判りません。
紹興にはこの写真のほかに「蘭亭(王義之ゆかりの庭)」とか「東湖」とか、他にも見るべきところは沢山ありますが、
やはり数時間ではこの程度でしょう。10数年ぶりの紹興は殆ど記憶に残っていませんでした。
                杭州へ  上海へ  中国へ