中央ヨーロッパ |
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ハンガリーといえば蒙古軍の侵攻とその後のオスマン帝国と ハプスブルク家の争いなどが思い起こされます。 ハンガリー人には蒙古斑が残っているともいわれ、 アジアに近いヨーロッパという感じです。 音楽家ではリストがハンガリー生まれです。 433年にフン族により国が作られ、1000年にハンガリー人 によりハンガリー王国が成立、1669年にはハプスブルク家 (オーストリア)の支配下に入り、その後幾多の変遷を経て、 第二次世界大戦後はロシアに占領され共産国となり、 1989年には人民共和国が崩壊し、第三共和国が発足して 現在に至っています。 今回はオーストリアのウイーンまで飛び、バスでブダペストに 入りました。 |
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ブタペストはハンガリーの首都です。ドナウ川を挟んでブダ地区とペスト地区に 分かれています。人口は1千7百万人。「ドナウの真珠」とも称され、ドナウ川の西側 ブダ地区は宮殿を中心に歴史的町並みが広がっています。ブダと言うのは仏教からの 命名との説もあります。 ペスト地区は国会議事堂やオペラハウスがありますが、新しい町並みも広がっています。 ペストとはパンを焼く器の意味で、パンのおいしい街です。 |
ブダペスト市内の眺望です。 画面の左がブダ地区、川が ドナウ川、右手はペスト地区。 左手一帯は世界遺産の 旧市街です。 橋はマルギット橋です。 |
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同じくブダペスト市街です。 上の画面より南に下った 地域です。 川沿いの左よりの建物は 国会議事堂です。 右端に少し見えるのは イシュトバーン大聖堂です。 この二つがブダペストで最も高い 建物です。 画面にポインターを置くと 議事堂がご覧いただけます。 |
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上の画面よりさらに南に下がると くさり橋が見えます。 全長375mのくさり橋は1849年 ブダペストのドナウ川に最初に 架けられた橋です。 正式には橋を架けるのに協力した セーチェーニ・イシュトバーン伯爵の 名を冠し、セーチェーニくさり橋と 呼ばれます。 チェーン状のハンガーロープを 使っているので鎖橋と名づけられて いるそうです。 ポインターを画面に置くと 橋のたもとのライオン像を ご覧いただけます。 |
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ブダ地区にある漁夫の砦です。 この辺の漁夫がこの地区を守って いたことと元は魚市場があった 事から漁夫の砦と呼ばれています。 1896年に建てられた城で、砦として 利用された事はないそうです。 ネオ・ロマネスク様式の建物で、 尖塔が7つあり、7部族を表して いるとのことです。 ポインターを画面に置くと メインの塔(ラウンジになっている) がご覧いただけます。 |
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砦の中庭にはイシュトバーンの 騎馬像があります。 初代の国王です。 |
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漁夫の砦の隣には マーチャーシュ教会があります。 13世紀に聖母教会として 建てられましたが 15世紀にマーチャーシュ王が 一部を改造し、自らの結婚式に 使用したことからマーチャーシュ 教会と呼ばれています。 歴代の王の戴冠式に使われた 教会です。 一時トルコ軍に占領された際に モスクに改造されましたが 17世紀には元の聖母教会に 戻されています。 塔の高さは約80mあります。 |
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教会の前の広場は 三位一体広場と呼ばれており、 三位一体の像が建てられています。 この像はこの地に流行ったペストが 終息した際に建てられたそうです。 ポインターを画面に置くと 三位一体の像をご覧いただけます。 |
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王宮の丘に建つ王宮です。 王宮はベーラ4世が13世紀半ばに 建設しましたが、その後の大火や二度の 大戦で崩壊し、現在の建物は第二次大戦 後に建てられたものです。 王宮の丘には王宮のほか、 上記の漁夫の砦や3つの教会 があります。 また博物館が6か所あるそうです。 今回は王宮内部も含め 博物館には寄れませんでした。 |
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王宮の丘より南にある ゲレルトの丘からの眺めです。 この眺めが文化遺産に登録 されています。 左手に王宮、右手は国会議事堂が 眺望できます。 お天気が少し悪くてガスッたような 眺めでした。 丘の上は雪が積もっていました。 下の写真は文化遺産登録の 標識です。落書きが多いです。 |
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イシュトバーン大聖堂です。 高さ96mで国会議事堂と合わせ ブダペストで最も高い建物です。 1851年から建て始められ、途中で 一部崩壊したため、完成は1905年 となっています。 堂内にはイシュトバーンの右手の ミイラが聖遺物として保管されており、 一般にも公開されていますが、今回 訪問時はミサが行われており、 残念ながら見られませんでした。 教会の前ではクリスマスマーケットが 開かれていました。 教会の内部とクリスマスマーケットの 状況は下のボタンからお入り頂けます。 ポインターを画面に置くと王宮の丘からの 大聖堂をご覧いただけます。 |
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ブタペストのオペラ座です。 自由時間にオペラ座の内部を 見にゆきました。 残念ながらオペラ観劇の時間は なく、内装の見学だけでした。 見学会には各国の観光客が 来ていました。参加費は11ユーロ、 ミニコンサートは2.5ユーロ、日本人も 結構多く参加していました。 ミニコンサートで短時間ながら歌を 聞かせてくれました。 |
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左:舞台正面、 中:観客席、 右:王家の人達のみ使用可能だった階段と廊下 | ||
左:入口ロビー 中:二階通路 右:オペラの歌唱をさわりだけやってくれました | ||
オペラ座へは地下鉄で行きました。電車はどんどん来ます。 オペラ座は「オペラ」駅にありました。 | ||
市内ペスト地区にある 中央市場にも行きました。 スペインなどの市場同様 大変広くて、清潔感があり、 品物も結構豊富に並んでいました。 中央市場の正面入り口です。 |
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市場の内部です。 朝早くでしたが、結構お客さんが 来ていました。 男性の買い物客も沢山います。 他の国の中央市場と同様 商品ごとにグループ化していました。 |
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左:野菜の種類も多いです。 中:ピクルスを売っていました。 右:魚屋さんです。生簀は多分ドナウ川で取れた魚でしょう。 | ||
左:クリスマス用のディスプレイです。 中:地元の産物は入り口近くで生産者が売っていました。 右:広い市場です。 | ||
夜にドナウ川クルーズをしました。 国会議事堂のライトアップです。 |
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王宮もライトアップされています。 古いカメラで撮ったため少し粒子が 荒くなってしまいました。 |
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ブダペスト歴史地区全体の夜景です。 手前 国会議事堂 中央 くさり橋とその奥にグレルトの丘 右手 王宮と漁夫の砦 |
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ヴルシマルティ広場の クリスマスマーケットです。 地下鉄1号線の始発駅があります。 ブダペスト市内では最大の クリスマスマーケットです。 詳細は前出のイシュトバーン大聖堂 のリンクページに掲載しています。 クリスマスマーケットのほか、 近くの商店街も色々な飾りつけを していました。 こちらからも入れます。 |
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ホテルの前の路面電車とバスの ターミナルです。 地下鉄の駅もあります。 ブダペストの南東部になります。 |
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朝早くからお店も開いており、 家族連れなども来ています。 クリスマスの準備なのでしょう。 |
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バスを降りて職場へ向かう人も いました。 |
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ハンガリーでの最初の昼食は ワイン蔵のような雰囲気の レストランでした。 |
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ハンガリー最初の昼食の内容は サラダとグヤーシュ(ハンガリーシチュー) でした。 |
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夜はニンニクスープとサラダ、 パブリカチキン それと ヴァイオリン・コントラバス・チェンバロの 三重奏付きでした。 |
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朝のエルシェーベト橋からの ブダ地区の眺望です。 |
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スロバキアへ向かう途中の ブダペスト郊外の眺めです。 前夜の雪で真っ白でした。 牧場のようです。 |
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ハンガリーの農村地帯の景色です。 集落ではなくばらばらに家が 立っていました。 |
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途中で風力発電設備を沢山見掛け ました。自然エネルギー利用は 欧州各地で見られます。 |
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これは何の入口でしょう。 0.5ユーロを投入して通ります。 実は公衆トイレの入り口なんです。 チップではなく、使用料を支払う 形式です。 お釣りも出ます。 合理的というべきか、そこまでやるかと 言うべきか・・・・・ ハンガリーのパーキングエリアに ありました。 |
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ハンガリーとスロバキアの国境です。 何の検査場もありません。 車でそのまま通りぬけます。 ハンガリーは現地通貨を使っていますが、 ユーロ―のメンバーなので税関はフリーです。 |
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