安曇野
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安曇野はアルプス連峰の山々から湧き出た清流により形成された扇状地です。
この扇状地では日量70万トンともいわれる清水が湧き出ていて、ニジマスの養殖やワサビ栽培が盛んです。
安曇野は臼井吉見の小説「安曇野」で有名になり、川端康成、井上靖、東山魁夷などがこの地を愛したとして
多くの観光客を集めるようになったようです。特に、2011年に放送されたNHKの「おひさま」の舞台となったことから
安曇野の名前は完全に全国区となりました。
今回は白馬・姫川(別ページで掲載)から高瀬川沿いに南下し、安曇野に入りました。

安曇野・大王ワサビ農場
ワサビ園は1917年に開園されています。
日本最大級のワサビ園です。大王とは園内の大王神社から
名付けたようです。
姫川から安曇野へ向かう途中
高瀬川を渡る折に眺められる
白馬連峰です。
安曇野の盆地の奥に
常念岳(2857m)が見られます。
昼食に立ち寄った
「ごぼーでん」です。民宿もやってます。
大王わさび農園に近いところに
有りました。

画面にポインターを置くと
当日の昼食内容がご覧いただけます。
お蕎麦に天ぷらと岩魚の塩焼きが
ついていました。
ごぼーでんの横にある高穂川の
支流でカヌーを楽しむご夫婦が
いました。
大王わさび農園の広大なワサビ畑
です。掘割を流れる水は透明感の
高い水でした。
園内にある大王神社です。
八面大王の胴体が祀られていると
言われています。
この神社が農園の名前になった
そうです。
幸せの橋と呼ばれる木橋です。
安曇野らしい道祖神も並んでいます。

画面にポインターを置くと
別の道祖神もご覧いただけます。
園内にある洞窟で大王窟と
呼ばれています。
八面大王は村民のために都から
東北討伐に行く坂上田村麻呂と
戦ったそうです。
その大王が最後に立てこもった
岩屋を再現したそうです。


大王窟の隣には開運洞があり、
七福神を彫った岩が置かれています。
ワサビ漬けの体験もできます。
園内ではワサビ味のソフトクリームも
販売されていますが、思ったほど
ピリ辛感がありませんでした。
わさび農園から見る常念岳です。
上田へ向かう途中に安曇野の
光城山(912m)の桜並木が
見られました。
頂上には公園もあるそうです。

ここから左寄りにある長峰山(933m)
までのハイキングコースも整備
されていて、井上靖や東山魁夷も
登ったそうです。

ここからの眺めを「残したい静けさ
美しさ」と詠嘆したそうです。
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