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台東区(たいとうく)は1947年(昭和22)に旧下谷区と浅草区が合併してできた区です。 上野のある台地の台、浅草、下谷の下町を示す東から名付けられたのだそうです。 |
区の面積は10.11㎢で、23区内では小さい方です。 人口jは約20万人あります。 区は隅田川に沿っており、対岸は墨田区となっています。 区内には上野駅があり、区としても商業地区で、住居は少ないです。 区内は上野、浅草、入谷、根岸、千束に区分されます。 緑地帯が多く、桜並木の多いのも特徴です。 |
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上野は東北への玄関口。と言うのも昔の話で、新幹線の始発駅は東京駅になり、 現在は下町を持つ文化地域になっているようです。お花見では有名な上野公園には動物園から 国立博物館、国立科学博物館、西洋美術館などが並んでいます。 |
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上野と言えば上野公園、上野公園と言えば西郷隆盛像ですが、上野公園もじっくり歩くと 動物園と博物館以外にも結構いろいろと有りました。上野にも大仏さまの有ったこと知ってました?? |
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上野公園内には数々の博物館・美術館がありあます。夫々が独自性を持った建物です。 西洋美術館は世界遺産への登録も意図しています。(2016年に世界遺産に登録されました)。 |
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東京都内には明治時代に建築された多くの洋館があります。 その内のひとつに三菱の興祖岩崎弥太郎氏が買収した土地に 息子の岩崎久弥氏が建設した洋館があります。 1896年(明治29)の建築で、当時は15,000坪の敷地に 20棟の建物が並んでいたそうです。 左図の緑の部分は現在の敷地、白い部分が往時の敷地です。 場所は不忍池の西側で、現在の敷地面積は当時の1/3程度、 建物も洋館部分の160坪は現存していますが、和館の500坪は 大広間の部分のみとなっています。 また、別棟として撞球室が遺されています。鹿鳴館を設計した 英国人ジョサイア・コンドルの設計だそうです。 大名庭園を一部踏襲する広大な庭は、建築様式と同時に 和洋併置式とされ、「芝庭」をもつ近代庭園の初期の形を残しています。 |
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不忍池は上野恩賜公園の中に位置する天然の池です。中央に不忍弁天堂があり、 北部は上野公園の西園となっています。池はボート池、蓮池、鵜池の三つに分かれています。 |
冬枯れの不忍池です。 上野恩賜公園の南端にあり、 周囲は約2kmあります。 シーズンには蓮で埋まり、 その様子は浮世絵にも描かれています。 |
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弁天島内にある大黒天堂です。 看板には「豊太閣護持・大黒天堂」と あります。 豊太閤の所持していた大黒天像が祀られて いますが、徳川由来のこの場所に 豊臣由来の大黒天がなぜ有るのかは不明です。 大黒堂では、縁日に豊太閤護持の 大黒天尊前にて護摩供養が執り行はれ、 人々の信仰を集めているそうです。 |
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弁天島にある弁天堂です。 1625年(寛永2)江戸の鬼門を 護るため、京の比叡山延暦寺に倣って 慈眼大師・天海は、上野の岡に 東叡山寛永寺を創建しました。 常陸国下館城主・水谷勝隆という人に 不忍池を琵琶湖に見立てて池の中に 竹生島を模した小島を築かせ、 竹生島宝厳寺の弁財天を勧請して 弁天堂を建てたのだそうです。 御堂の前には弁天様のシンボル 琵琶が飾られています。 下の写真はその琵琶です。 |
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蓮池から見た弁天堂です。 冬場の不忍池にゆりかもめが 来ていました。 |
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