長崎県 長崎港と平和公園
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長崎港の風景
長崎には何度か訪れましたが、2016年9月に船で五島列島に渡る際、初めて長崎港を
訪れました。国際港としてそれなりの規模を持ち、湾内には造船所がずらりと並ぶ光景は、
まさに日本の代表的港湾といった感じです。
長崎港の周辺図です。

JR長崎本線長崎駅近辺から
伊王島方面への入江全体が
長崎港になっています。

長崎港ターミナルビルは離島への
フェリー、ジェットホイルの乗り場に
なっています。
国際線のターミナルはグラバー邸の
近くの埠頭になっています。

入江の両側には造船関係の工場が
数多く並んでいます。

神戸同様に湾と丘から形成された
街といえましょう。そのため、街全体に
坂が多くなっています。

長崎港湾内周遊観光船も
就航しています。
長崎港ターミナルです。

瀟洒なスタイルを持った建物で
内部は発券所、待合室、ショップ、
レストランなどが並んでいます。

1995年(平成7)に高松伸の
設計で完成しています。

ターミナルビルの出入り口
付近の様子です。
モダンなデザインが採用されて
います。
ターミナルビルのデッキから
国際線ターミナル方向を
眺めています。

大型クルーズ船が入港して
いました。

手前の双胴船は離島航路の
船です。
長崎港のモニュメントです。

説明板によれば、
長崎港の開港はポルトガル船の
来航した1571年(元亀2)で、
江戸時代に海外への唯一の門戸
としての役割を果たしてきました。

この錨は大正時代に大型船を
係留するためのブイの固定用に
使用されていたものだそうです。

ターミナルビルから見る
稲佐山展望台と港西部の
街並です。

丘へ向かって街が延びています。
ターミナルビルから眺める
長崎湾全体の眺めです。

左は国際ターミナル、
中央は女神大橋、
右手は三菱重工業長崎造船所
です。
建造中の大型ガス輸送船が
見えています。
手前の白い建物は浪の平町にある
ベイサイド迎賓館(結婚式場)です。

この様に至る所が丘に延びる
立体的街並みとなるため、夜景が
綺麗に見えるのでしょう。
住んでいる人にとっては登り降りが
大変だろうと思われます。
国分町の丘にあるマンション群と、
中段に戸建ての住宅群、
海岸沿いに造船所や左寄りの
白い建物は長崎港湾漁港事務所
といった長崎らしい眺めです。
三菱重工長崎造船所です。

長崎造船所の第三船渠は
世界遺産の構成部分に
なっています。
女神大橋です。

長崎港の入口を通る臨港道路
に架かる大橋です。

2005年(平成17)に完成の
全長1.3キロの斜張橋で
中央の支間長さ480mは
日本では7番目です。

女神大橋の袂にある
神崎鼻です。
神崎鼻を過ぎると
高鉾島(右)と神の島町の
町並が見えてきます。

神ノ島町にあるカトリック
神の島教会が見えます。

手前の岩の上にはマリア像が
飾られています。
岩の上に立つマリア像です。
右手は沖ノ島です。左手は本土に
なります。
島をつなぐ橋が架かっています。

島の右手はもう一つ伊王島があり
島の間は橋で繋がれています。
二つの島は伊王町になっています。
伊王町沖ノ島にある
聖ミカエル天主堂です。
国の有形文化財です。
他にも8つの名前を持っている
珍しい教会です。
伊王島の西端部
伊王島公園と伊王島灯台です。
右端山の上に少し白く見えるのが
灯台です。
長崎平和公園
長崎市松山町の原爆落下中心地の小高い丘にある平和公園は、悲惨な戦争を
二度と繰り返さないという誓いと、世界平和への願いを込めてつくられた公園です。
「平和祈念像」と「平和の泉」が有名です。
長崎平和公園の近辺図です。

東には長崎大学医学部、浦上天主堂があります。

南寄りには原爆資料館や原爆公園があります。

原爆投下中心地は松山町となります。

長崎駅・長崎港からは北の方向になります。
画面の左が駅・港の方向です。
長崎港から平和公園への
道筋にある浦上天主堂です。

原爆投下により破壊されましたが、
1959年(昭和34)に再建されて
います。

現在名はカトリック浦上教会と
なっています。

画面にポインターを置くと
側面からの教会をご覧
頂けます。
長崎原爆資料館です。

被爆の惨状をはじめ、原爆が
投下されるに至った経過、および
核兵器開発の歴史、平和希求など
ストーリー性のある展示を
行っています。 

原爆投下中心地の近くに
あります。

原爆公園への入口付近です。

奥が公園になっています。
原爆投下中心地となります。
原爆記念公園の近くに立つ
記念碑です。

幾つもの碑が建てられています。
平和公園の「平和の泉」です。

入口近くにあります。

平和の泉に建てられている
石版です。

「のどが乾いてたまりませんでした。
水にはあぶらのようなものが一面に
浮いていました どうしても水が
欲しくて とうとうあぶらの浮いたまま
飲みました
ーあの日のある少女の手記からー」
と記されています。

噴水の向こうには平和祈念像が
見えています。
平和祈念像です。

1955年(昭和30)に二度と
同じことを起こさせないとの思いで
原爆投下10周年に建立されて
います。

傍では平和な時代を過ごす
子供たちがポーズを取っていました。

祈念像の両側には
折鶴の塔が建てられ、
千羽鶴が納められています。
平和祈念像の傍に有る
原子爆弾無縁死没者追悼記念堂
が建てたられています。

この中にはインドのネール首相
から贈られた仏舎利も安置
されています。

突然この世から消えさった
幾人もの所在不明者が
いたことでしょう。
平和公園は元長崎刑務所跡に
作られています。

この石は刑務所の塀の礎石だった
そうです。高さ4m、厚さ25センチの
壁が全て倒れました。

刑務所内にいた職員、受刑者等
134名全員が即死だったそうです。
ここに残されている礎石類も
元刑務所の建物跡です。
平和公園の眺めです。
公園内に建てられている
色々な彫像の一部です。
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