パルミラ
 シリアトップへ戻る BACK

シリア砂漠のオアシスであったパルミラはシルクロードの拠点として
栄えたそうです。
アラム人が住み始めたのは紀元前12世紀頃からとのことです。
紀元前1世紀からパルミラの発展がはじまり、ローマ時代には
ぜノビア女王がローマ帝国に対抗し、272年にローマの侵攻を
受け、街は破壊されたとのことです。
これ以降パルミラは歴史からその姿を消すことになりました。
パルミラ遺跡の概観図は右のとおりです。
東南にベル神殿があり、その前に記念門があります。
記念門から北西に向かって柱列道路がのびており、その中央に
四面門があります。四面門の手前左に円形劇場があり、
その東側奥にバールシャミン神殿があります。

パルミラ

世界一美し
い遺跡と
言われる
ベル神殿
本殿と柱列


ベル神殿の入口


壁面のフラスコ画
ちょっと見難いですが
ベル神殿

正面入口(逆光)と
横からの
眺め
ベル神殿
周囲の壁と柱列
記念門
から市街地へ
  記念門の内側から

 四本の柱の色が違う
パルミラ市街  
 ローマ時代に作られた野外円形劇場  市街の中心道路と柱列
 市街中心の交叉点に設けられた四面門  市街地からアラブ城塞を眺める(標高150m)
 バールジャミン神殿 ローマ様式の神殿  同左 広大な敷地を有し、5世紀に教会として
 利用され保存状態は良い
アラブ
城塞


市街の西の岩山の
上にある
 17世紀に造られた城塞 150mの岩山の上にある。ここから眺める日没は美しい 
墓の谷
 墓の谷に立つ墳墓 金持ちや高官の墓である  神殿造営に多額の寄進をしたエラベル家の
 墓とその内部 3階になっている。
 





パルミラ
博物館
 パルミラ博物館正面入り口 大理石の棺の彫刻 絹衣を着けていたことがわかる





ベトウィンの生活
    ベトウィンは砂漠のなかのテントで自然のままの生活をしている。最近は町中に住居を持つ人が多いらしい。 
 シリア北部へ   シリア中部へ   シリア南部へ   中近東の風景へ