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 オーストリア
メルク ウイーン ザルツブルグ
ザルツブルグからウイーンに向かう途中でメルクに立ち寄り、
ヴァッハウ渓谷を経由してウイーンに行きました。
メルクは千年以上にわたり宗教・文化の中心地であったそうです。
8〜9世紀にベネディクト会が当地に入り、神殿の跡に教会を建て、
自給自足での生活が続いたようです。
ただ、教会ができるとスペイン、フランスなどからの巡礼者が増え、
金持ちもここを訪れることになりました。ローマ時代はドナウ川の港と
して栄え、ブドウや農産物も豊かになったそうです。
メルクへの途中ではモンド湖(三日月湖)に
立ち寄り、ここのレストランのケーキがおいしいとの
事ながら結局食せず、湖の景色のみで満足しました。
ザルツブルグからの雪景色も峠を越えると次第に少なくなり、
メルクでは積雪を見ることはありませんでした。
 メルク
メルクは上述のごとく修道院を中心とした街となっています。
したがって、ここで見るものは修道院だけということになります。
附属教会の内部は入場見学ではなく、横から覗いただけのため、聖堂内の
正面写真は撮れませんでしたが、その絢爛豪華な装飾は十分見ることができました。
メルクへ向かう途中で休憩した
モンド湖です。
この近辺では最も深い湖だそうです。
丁度、朝方の気温が上昇する
時間帯だったためでしょうか、湖面から
水蒸気が上がっていました。
まるで墨絵のような景色でした。
上図の左手になります。
霧が舞い上がるごとくに
上昇していました。
木々の色が日の光を受ける前で
モノトーンの色彩が反って
味わい深い景観にしていました。
休憩場所のコーヒーショップです。
ここのケーキは絶品と聞きながら
食することなく出ました。
ここからの眺めも絶品です。
休憩所の付近の景観です。
すっぽりと雪に埋まっていました。
メルクへ抜けるために走行中の
1号線は丁度峠越をしています。
道路沿いの樹木は枝枝が樹氷と
なっていて、これも見事な眺めを
呈していました。
この時の時間と気温がバスの中に
表示されていました。
午前10時に気温は零下10度でした。
峠を抜けるとメルク方向へ
1号線を離れます。
メルクの街に入ると雪は殆どありません。
うっすらと残っているだけでした。
ドナウ川にそって広がるメルクの
街です。
メルク修道院です。
現在の建物は1702年〜1736年
にかけて建設されたものが残って
います。
修道院というよりも要塞の感あり
です。
もともと城のあった場所に
建てられていますので、下界を
見下ろすようになっているのでしょう。

画面にポインターを置くと
別角度からの画像が
ご覧いただけます。
修道院への門です。
入り口に立っている像は
右は聖レオポルド、左は聖コロマン
です。

ポインターを画面に置くと
反対側からの門をご覧
頂けます。
門の両翼には
砦のような建物が作られていました。
(下図)

修道院の中庭です。
建物の最上段には
シャガール風の絵が
描かれていました。
右の建物の上の絵が下図です。

附設教会の内部です。
絢爛豪華な内装で溢れて
いました。
左が少し見難いですが
正面聖壇です。
フレスコ画にあふれた
天井です。
左はパイプオルガン
右は中央の天井を
支えるように立つ飾柱。




修道院の建物に立っている
白い塔ですが、修道院と言うより
お城を感じさせる建物です。

左手にファサードがありますが、
下図のようになっています。



修道院への道です。
手前が修道院です。
ここには神学校もあり、
小中学校もある由で
生徒さんが結構歩いていました。
生徒数は600名との説明も
ありました。
神父さんにも出会いました。
メルクの街を見下ろす景観は
素晴らしいです。
修道院への入り口までの道も
立派でした。
マリー・アントワネットも1770年に
フランス国王ルイ16世との婚姻で
パリに向かう途中この修道院に
立ち寄りました。
修道院内のレストランでの昼食はコーンスープに二種類のソースが付いた牛肉とデザート。ソースはリンゴ味とビネガー味でした。
 ヴァッハウ渓谷
ドナウ川の下流域、メルクからクレムス(KREMS)までの渓谷をヴァッハウ渓谷と呼び、
世界遺産に登録されています。
今回は途中の街ドウルンシュタインとクレムスを散策しました。
ヴァッハウ渓谷の全体図です。
メルクからクレムスまでの間に
多くの古い街があります。
これらの街を含めて文化的景観
として世界遺産に登録されています。
今回見る機会がありませんでしたが、
図にあるヴィレンドルフのヴィーナスは
太古のドナウ文明を証明する石像として
評価が高いものらしいです。
実物はウイーンの自然史博物館に
展示されているそうです。
今回は下流域の二つの街を見ました。
車窓からは対岸のいくつかの街も
目にすることはできました。
メルク市街を出てドナウ川に架かる
橋を渡ります。
ここから先が渓谷の始まりです。
渓谷と言っても日本的な谷が
あるわけではなく、ドナウ川に沿って
中世からの街が点在しています。
これらの街を含めて世界遺産に
登録されています。
見えている船はおそらくドナウ川
観光船でしょう。

メルクからクレムスまでの観光船が
出ているようです。
ドウルンシュタインへの途中に
見えた街です。こじんまりしています。
ドウルンシュタインの街の
ほぼ全景です。
左の方に修道院があります。
丘の上にはケーリンガー城址が
あります。
城の上まで登れるようですが、
今回は時間もなく、下からの
眺めだけでした。
左手の塔は修道院です。
15世紀の建設です。
昔の要塞がそのまま残されています。
街の中は石畳の通りが
つながっています。
石造りの壁が続きます。
修道院の内部です。
バロック様式で建てられています。
城郭の一角が残されていました。
12月は観光客も少なく、
土産店もすべて閉店状態。
閑散とした街並みが時代を感じさせて
くれます。
ヴァッハウ渓谷はワインの生産地
としても有名で、ここでも
ブドウ畑が至る所に広がって
いました。
ブドウ畑から砦の眺めです。
街のあちこちに古い時代の
城壁跡が残っていました。
街の丘にあるケーリンガー砦跡です。
この砦は十字軍の遠征に参加した
英国のリチャード一世が1192〜1193
幽閉されていた場所です。

画面にポインターを置くと
別の角度からの砦を
ご覧いただけます。
対岸のフンツハイムの街並みです。
その奥の山の上にも
お城が見えています。
クレムスの街への入り口です。
街中は散策する時間が
ありませんでした。
観光案内所だけに立ち寄りました。

ドナウ川遊覧船です。
メルク〜クレムス間を航行
しています。
クレムスの夕日です。
ドナウ川に沈む夕日が綺麗でした。
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