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英国(UK) ロンドンの風景 欧州の風景 トップページ |
英国(連合王国)の主体であるイングランドはブリテン島の約三分の二を、 人口は80%以上を占めています。 歴史的事象を並べるときりがないので、現在の英国は正式には 「The United Kingdom of Great Britain & Northern Ireland」となり、イングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランド により構成されている国で、夫々のカントリーは自治権をもっていると 言う事です。 国旗もイングランドの赤十字とスコットランドの青クロス、北アイルランドの 赤クロスを合せたものとなっています。即ち、 を足したものが になっています。 今回、イングランドは北のスコットランドから入り、湖水地方を経由して リバプールで1泊、リバプール市内を見て240km走ってシェークスピアの 生地フォード・アポン・エイボンを訪れた後、コッツウォルズ地区にある クローチェスターで宿泊し、バートン・オン・ザ・ウォーターとバイブリ―を 観光後、ストーンヘンジを経由してロンドンへと向かいました。 ロンドンでは2泊しましたが、翌朝早い出立で、実質は2泊1日の観光でした。 今回の旅はスコットランドを含め、取敢えず、英国を訪れたという足跡を 残しただけの旅となりました。 |
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イングランドの北部にある湖水地方は、国内最大の国立公園で、イングランドで最も美しい風景と いわれています。 |
スコットランドのグラスゴーからグレトナ・グリーンを経由してイングランドに入り、 ルートM6からA591を通って、湖水地方へと入りました。 この地域は氷河期の痕跡を残す地帯として1951年にナショナルパークに指定 されています。 大小幾つもの湖が散在し、バスで走っていても美しい景観を楽しめます。 時間の関係で、ワーズワースが住んでいた「ライダル・マウント(Rydal Mount)」 の見学とウインダミア湖の遊覧船でレイクサイドまで湖上観光で湖水地方を 楽しみました。 |
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ウィリアム・ワーズワースがグラスミアから移り住んで後の生涯を過ごしたラウダル・マウント。 『序曲』、そして世界で知られる『水仙』最終稿が出版されたのも、このライダル・マウントでした。 |
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湖水地方にある南北に細長い氷河湖で、幅1.6`、長さ17`あり、イングランドで最大の湖です。 北端はウォーターヘッド、中間にパウネス、南端にレークサイドの三つの集落があり、 夫々、観光の拠点となっています。パウネスにはポター博物館やピーターラビット専門店があります。 |
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リバプールはイングランド・マージ―サイド州の中心都市です。ビートルズの出身都市としても有名です。 その歴史からも市内に2か所の世界遺産地区を持っています。 また、18世紀から貿易港として発展し、マージ―川沿いに「海商都市」が展開されています。 |
リバプール市内の今回訪れた場所を 主体の地図です、 右上が世界遺産地区の一つです。 緑の丸は下記に写真を掲載しています。 右下段にリバプール大聖堂があります。 左中央がアルバート・ドックになります。 マージ―川沿いは海商都市が展開 されています。 広い市内を半日で廻るのは大変ですが、 街中のホテルで、朝に個人的に 世界遺産の建物を幾つかを見られた のはラッキーでした。 リバプールは100万都市で、奴隷貿易で 大きくなった都市だそうです。 そのためか、無宗教者が40%もいる 場所のようです。 |
リバプールを出発し、ストラトフォード・アポン・エイボンへ向かいます。 215kmのバス旅です。車窓からの眺めを楽しみます。 途中でアフタヌーンティの昼食を摂りました。 |
リバプールからM6道路で南に向かい、昼ごろに バーラストン(Barlaston)にあるレストランでアフタヌーンティの 昼食を摂りました。 その後さらに南下し、バーミンガムの近くで珍しく、バスが サービスステーションに立ち寄りました。拘束時間の関係だと 言ってましたが。 バーミンガムを通過して更に南にある ストラトフォート・アポン・エイボンに到着しました。 ここはウィリアム・シェイクスピアの生まれた土地です。 途中は相変わらずの牧場風景が続きますが、 リバプールを出て暫くすると、発電所や工場地帯のある場所を 通りました。今回の車窓ではこの時限りです。 また、牧場地帯の中に、一か所だけ畑らしき地帯がありました。 これも、今回の旅ではここだけでしか見られませんでした。 |
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イギリスの文豪ウィリアム・シェイクスピアの故郷の街です。 シェイクスピア絡みの色々な記念物が残っています。 |
小さな街中はシェイクスピアで溢れています。 シェイクスピア本人のみならず、家族絡みで残されているものも 多々あります。 最初にホーリートリニティ教会を訪れ、シェイクスピアの墓を見学し、 僅かな時間でしたが、シェイクスピア生家は訪れました。 夕方5時までの開館時間に4時45分に入りました。 入場券は生家、ニュープレイス、Hall’s Croft(娘夫婦の住居)の 三か所が見学可能でしたが、結局生家のみでタイムアップ、 他の場所には入れませんでした。外観だけでもと取敢えず大急ぎで 街中を歩きました。 秋の観光は日没の関係で、1日の時間が大変短く感じます。 |
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あふれるばかりの自然に囲まれて、人々がのどかに暮らす村 ”コッツウォルズ”は、 絵本からそのまま飛び出してきたような、かわいらしい建物が沢山建っています。 コッツウォルズには約160kmわたり、たくさんの小さな村が点在しています。 |
コッツウォルズ地方は幾つもの小さな町が散在しています。 そのいずれもが、美しい自然に囲まれた街です。 今回はグロスターに宿泊し、バイブリーとポートン・オン・ザ・ウォーターの 二か所を訪れました。 バイブリーはかってのアーリントン村とバイブリー村が一つになりました。はちみつ色の 家並みで有名な街です。 ボートン・オン・ザ・ウォーターは「リトル・ベニス」の愛称を持つ、のんびりとした景観を 持つ街です。 二つの街を訪れ、ボートン・オン・ザ・ウォーターで昼食を摂った後、ストーンヘンジへと 向かいました。 |
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詩人・工芸家のウィリアム・モリスが暮らして、「イングランドで最も美しい村」と絶賛した場所です。 今も、昔ながらの家並みが佇んでいます。 |
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町の中心をウィンドラッシュ川が流れるために 「コッツウォルズのベニス」と言われています。 コッツウォルズで最も人気のある村と言われています。 |
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ストーンヘンジは紀元前2千年に大陽の動きに合わせて石が配置された古代の神殿です。 ロンドンの西200kmのソルズベリーにあります。世界で最も有名な先史時代の遺跡です。 |
ボートン・オン・ザ・ウォーターを出て、南下しソルズベリーの近く、 ストーンヘンジ(Stonehenge)へと向かいます。 途中の景観はなだらかな丘の続く牧草地帯です。今回の旅では 移動中のバスからの車窓の眺めは90%が牧場ないし牧草地帯でした。 ストーンヘンジはなだらかな丘の中に作られた石のサークルです。 こんな巨石をどうしてここまで運んだのか、諸説あるようですが、 いずれにせよ、4千年前の人類の知恵を感じ取れる構造物です。 ストーンヘンジから最終目的地ロンドンへと向かいます。 |
北の丘陵地帯に比べ、 平坦又は低い丘の景観に 変ります。 画面にポインターを置くと 耕作中の牧草地帯を ご覧いただけます。 |
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通りにあるバスストップです。 雨風を凌げるように してあります。 自然の厳しさを感じます。 |
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ストーンヘンジの ビジターセンターです。 ストーンヘンジからは 離れた場所に作られています。 |
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ビジターセンターから ストーンヘンジへの往来には この様なバスを利用します。 混雑を避けるために、 入場券は時間制になっています。 バスも入場券に基づくようですが、 団体は団体入口から乗車します。 |
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ストーンヘンジの バス降車場には 小学生の団体が集まって いました。 歴史の勉強でしょうか。 |
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ストーンヘンジです。 バスの降車場から眺める場所は 大分遠くからになります。 近づけるのは一回りした 最後の場所だけです。 音声ガイドを頼りに歩きます。 ストーンヘンジの形成と 理由には諸説あり、まだ、 確たる説はないようですが、 暦学的な意味のあることは 現地調査で明らかになった ようです。 |
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ヒールストーンです。 傾きは太陽の動きに対応した 角度になっているようです。 夏至の日にはこの石と 祭壇を結んだ線から 太陽が昇るとの事です。 |
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ストーンヘンジの全景です。 左の人の姿と大きさを比べて 見てください。 左寄りの尖がった石や 背の低い石はブルーストーン と呼ばれています。 画面にポインターを置くと 拡大した石の様子を ご覧いただけます。 |
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右の道路はA303路です。 中央の森はキングバローリッジ で塚が幾つも並んでいます。 この塚は紀元前2300年から 1600年に埋葬された聖職者や 高い位の人の塚だそうです。 画面にポインターを置くと 塚の様子をご覧頂けます。 塚はストーンヘンジを取り囲む ように、約300基ほどあり、 円形墳墓になっています。 |
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ストーンヘンジは長年の 風雨にさらされ、損傷もあり、 中央左寄りの石の下が 色変わりしていますが、これは 補修された跡です。 画面にポインターを置くと 石の下部を拡大した画面を ご覧いただけます。 |
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ビジターセンタ―内には 展示室や屋外展示品があり、 これは屋外に展示されている、 巨石運搬方法を説明した ものです。 木質のコロを利用しており 試しに子供たちが100名で 引っ張っても動かなかった そうです。 大人なら何人で動かせるか、 パネルにクイズとして出て いました。 |
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A303道路を通り抜ける際、 車窓から見たストーンヘンジ です。 |
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ロンドンへと向かう高速道の 様子です。 |
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途中フリート(Fleet)で 運転手の休憩時間が 取られました。 サービスエリアには 電気乗車用の充電器が 備えられています。 画面にポインターを置くと その様子もご覧頂けます。 |
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夕暮れのティムズ川です。 もうロンドンです。 |
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この日の夕食は ロンドン市内の イタリアンレストランでした。 メニューは左:サラダと 中:鶏のグリルです。 鶏肉のだめな家内には 右:たっぷりのパスタです。 いよいよロンドンです。 |
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