沖縄県
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八重山諸島
八重山諸島は、北緯24度2分から25度55分、東経122度56分から124度34分に位置する
石垣島、西表島の2つの大きな島と竹富島、黒島、小浜島、新城島、日本最西端の与那国島、
有人島日本最南端の波照間島その他合計32の島々から形成されています。
2014年11月に石垣島、小浜島、竹富島、西表島を訪れました。
八重山諸島のおもな島は左図の9島となります。
石垣港より定期船の有るのは西表、小浜、
竹冨、黒島、波照間、与那国の6島です。
この地域は西表石垣国立公園になっています。

今回は石垣港よりまず小浜島にわたりここで一泊、
当初予定は最初に島内観光をするはずが、便の
遅れで当日は宿泊のみとなりました。
小浜島より石垣港経由で竹富島にわたり、再び
石垣港へ戻った後、石垣港から西表島の大原港
へ向かいました。
西表島で由布島に立ち寄り、そのまま西側にある
星野リゾートニラカナイ西表島で宿泊。
翌朝、仲間川でクルーズ後、大原港より石垣港
へ戻り、川平(かぴら)湾へ出て、グラスボートに
乗船しサンゴ礁の様子を眺めた後、石垣空港
(南ぬ島:はいぬしま)より羽田へ戻りました。

からだに優しい旅と言うことで料金も割高なコースを
選択したにもかかわらず、忙しい旅になりました。
船に乗ること7回。長くても1時間以内なのですが。
八重山諸島のツアーは概ね同じようなコースなので、
羽田〜石垣直行くらいがお値打ちだったのでしょうかね。

天候は小浜島での水牛車乗車中に雨に遭った以外
はまずまずの天気でした。気温も27〜8℃で過ごし易い
環境でした。年間平均気温は23〜4℃で
運転手は「20℃以下になったら暖房もないし、厚い
服もないし寒くて寒くて」と言ってました。
石垣島
沖縄県では沖縄本島と西表島に次ぐ3番目の大きさを持つ島で、石垣市は日本最南端の市です。
人口は5万人弱で八重山諸島の人口の90%がここに集中しています。
緯度はハワイのホノルルとほぼ同じで年平均気温は23.8℃と亜熱帯の島になります。
沖縄那覇から420km、台湾から277kmと台湾に近い位置にあります。
八重山諸島の行政、経済、交通の中心がここに集中しています。
空港は新空港が2013年3月開港され、大型機の着陸が可能となり、
東京からも直行便が飛ぶようになりました。
それまでの空港は石垣市街に近い場所にありましたが、閉鎖され再開発
されるそうです。

八重山諸島の連絡船の拠点である石垣港は島の南端に位置し、
港の周辺には市街地が形成されています。各島への連絡船は
殆どが石垣港発着となっています。
海上保安庁の巡視艇などもここが基地になっていて何隻もの巡視艇を
見掛けました。

島の最高峰は於茂登岳(525.8m)で、沖縄県内でも最高峰です。
バンナ岳(230.4m)は山全体が公園になっています。
石垣市の上空からの眺めです。
左はサザンゲートブリッジを渡って行く
船舶ドックや船舶係留地区です。

正面サザンゲートブリッジの右手が
離島ターミナルビルになります。

右手見えている部分が市街中心部です。
右手下よりの運動場は八島小学校です。
石垣市内の鳥瞰です。
正面の滑走路は旧石垣空港で、
2013年3月で供用廃止され、
現在は利用されていません。

新石垣空港の空港ビル内です。
ようこそ八重山への垂れ幕がありました。

両側の旗は「萬国津梁」「南海勝地」と記され、
これは「万国津梁の鐘」に刻まれた文言から
取られています。

「琉球国は南海の勝地にして三韓の秀を鍾め、
大明を以て輔車(ほしゃ)となし、日域を以て
唇歯(しんし)となして、此の二つの中間に
ありて湧出せる蓬莱(ほうらい)島なり
舟楫(しゅうしゅう)を以て万国の津梁(しんりょう)
となし、異産至宝は十方刹(さつ)に充満し、
地靈人物は遠く和夏の仁風を扇ぐ」
から引用されています。

大意は「琉球国は、大明国(中国)を支えとし、
日本と兄弟のよしみを結び、船を万国の
架け橋として貿易を行う」という意味のようです
空港近くから眺める石垣島の最高峰
於茂登岳(左525.8m)です。

この山の麓に石垣島では唯一の
トンネルが有ります。
石垣市郊外にはこのような石垣黒毛和牛を
育てる牛舎が沢山あります。

石垣島では主として幼牛を本土へ供給し
夫々が日本各地の銘柄牛として
育てられているそうです。
石垣市内の様子です。

奥に見えるアーケードはは石垣港から
徒歩5分ほどの場所にある
「ユーグレナモール」街です。
公設市場や土産物屋さんなどが
軒を並べています。
ユーグレナモールの中央通りです。

画面にポインターを置くと
公設市場の正面をご覧いただけます。
市場内には生鮮食料品や加工品、
土産物などが並んでいました。
石垣市内の最も中央部にある730交差点の
記念碑です。

730と言うのは沖縄が本土復帰して6年後の
1978年7月30日に行われた道路交通方法の
一斉変更を指しています。
それまで車両が右側通行だったのが、
7月30日午前6時に一斉に本土と同じ車は
左、人は右の交通方法に変更されました。

沖縄県内では前日の午後10時から翌朝6時
までの8時間ですべての交通標識が切り替え
られたそうです。

石垣島の最も繁華な交差点がそれを紀念して
「730交差点」と名付けられていました。

記念碑は右路線(赤)から左路線()への
変更を表わしています。
両側の獅子の像は30年後の2008年7月30日
に交通安全を祈願して置かれたものだそうです。
市内の道路にこんな風な物があります。
バス停のようでもあり、休憩場所の
ようでもあり、よく判りませんが、
沖縄らしい雰囲気を持つ建造物です。
石垣市内にある具志堅用高の自宅です。
ご両親が住んでいるそうですが、なかなか
立派な建物です。

この近くに具志堅用高記念館もあります。
石垣市内から川平へ向かう途中の
名蔵湾傍の山の上に石垣島天文台が
あります。
一般公開もされているようで、職員が
夜空の説明もしてくれるようです。

画面にポインターを置くと山頂の
天文台を拡大してご覧いただけます。
同じく、川平方面へ向かう道路には
この様な木の並木があります。

「赤木」という樹木で表の肌は白い色を
していますが、内部と樹液は赤色だ
そうです。
名蔵湾の北寄りではエビの養殖が
行われており、画面のコンクリートの
プールは養殖池です。

川平湾の風景です。
傍にある於茂登岳と合わせて国の名勝に
指定されています。

川平湾は多種類のサンゴや熱帯性魚類に
富んでおり、グラスボートで海底を見ながら
湾内外を回ることが出来ます。

川平湾は湾の入り口が狭くなっており、
潮の流れが速くなっています。

川平湾の様子は下記のボタンからお入り
頂けます。

川平(かびら)湾
石垣島での2回の昼食内容です。
左は2日目の昼食で、ありふれた定食でした。

右は3日目の昼食でみね屋工房にある
レストランで出されたアグー豚のしゃぶしゃぶ
です。
お膳手前の野菜は全て沖縄産でした。

みねや工房では八重山の染と織の体験が
可能です。
なぜか、館内は撮影禁止になっていました。
石垣港離島ターミナルです。
八重山諸島への高速船乗り場に
なっています。

画面にポインターを置くと
港側からの眺めもご覧いただけます。
離島ターミナルから高速船に乗船し、
小浜島へと向かいました。

正面に見えるアーチ橋はサザンゲート
ブリッジです。
左手がターミナルになっています。
南の離島らしく、海上保安庁の巡視艇が
何隻も係留されています。

この船は「たけとみ」です。

他にも「いしがき」「はてるま」などが
係留されており、 多分地元の船でしょう。
中には「まつしま」などもあり、緊張する
尖閣諸島への警備で日本各地から
派遣されている巡視艇もあるようです。
小浜島
石垣島から17.7km、西表島から2.5kmの場所にある周囲16.6kmの島です。人口は614名。
島内には中学校もあります。
小浜島はNHKの朝ドラ「ちゅらさん」のロケ地でその時に使われた住宅「こはくら荘」がそのまま残されています。
サトウキビ主体の農業と黒毛和牛の畜産が主な産業です。島内にリゾートホテルやゴルフ場もあります。
小浜港が島の入り口となっています。
細崎(くばさき)には漁港もあります。

大岳(うふだき)は標高99mで展望台も作られています。
この展望台からは360度の眺望可能で波照間と与那国以外の
八重山諸島の主な島の殆どを見ることが出来ます。
ただ、今回はj時間の関係で低い方の展望台からの眺望で、かつ、
曇り空で見通しが悪く、思ったほどの景観は得られませんでした。

東南(地図の緑色)はリゾートホテルのはいむるぶしと
星野リゾートがあり、ゴルフ場もここにあります。
はいむるぶし(ヤマハリゾート)に宿泊しましたが、広大な敷地のあるホテルでした。

八重山諸島すべてに言えることですが、見物をするというより、
海の遊び場所でアクティビティを楽しむところのようです。


羽田の出発時間が1時間ほど遅れ、
石垣島への到着も遅れたため、小浜島へ
向ったのは夕刻5時過ぎでした。

西の海に沈む夕日を見ながらの高速船での
航海となりました。
暮れなずむ小浜島港です。
離島の連絡船専用の埠頭になります。
夕食ははいむるぶしで「ぬちぐすい」(命薬)と
名付けられたビュッフェでした。
並んだ料理は:ラフティー(豚角煮)、じーま豆腐
(落花生の豆腐)、ゆし豆腐(島豆腐)、ガーラと
マグロの刺身、ヒルガオと天然アーさの天ぷら、
アグー豚のしゃぶしゃぶとハンダマ(菜っ葉)の
浸し、八重山そばなどでした。勿論、各種チャン
プルーもあります。いずれもお味はまずまずです。
デザートも品数豊富でした。

夕食後にロビーで「つちだきくお(元ヤマハ社員)」
のギターと三線での演奏会が有りました。

つちだきくお:自己紹介によると
1957年 大分県出身。
大学時代、ヤマハPOPCON九州大会出場を
きっかけに、沖縄八重山諸島の小浜島にある
「はいむるぶし」にて定期演奏に入り、
九州と小浜島を往復すること4回で八重山病
におかされ(八重山にはまった)、1990年
小浜島に移住しています。以来ずーっと小浜島。
本人は演奏の交代要員が来なかったからと
言ってました。

2001年NHKの朝の連続テレビ小説「ちゅらさん」
では小浜小学校の先生で俳優?デビューしました。 1998年から毎年6月に銀座ヤマハホールにて
東京コンサートを開催しているそうです。
はいむるぶしの玄関です。
赤い屋根にヤシの木と亜熱帯を
感じさせる佇まいです。

画面にポインターを置くと
正面玄関をご覧いただけます。
ホテルの敷地には色々な庭園が
広がっています。
丁度ハスの開花時期であちこちで咲いて
いました。
宿舎は何か所かに分かれて建てられており、
夫々の建物には島風の名前が付けられ、
迷子になりそうな広さです。

奥の橋の先に見えるのはその内の一つ
「かぁちばい」と名付けられた棟で、
我々が宿泊した建物です。

ホテル内にはビーチエリアもあり、カートを
借りて回ることもできます。
庭の向こうに海も眺められます。
玄関の前の景観です。
水牛も繋がれてお客さんの相手を
しています。

南国風の庭の眺めがなかなかのもので、
この池にいる水鳥用の餌の自動販売機が
あり、100円で餌が買えます。

販売機の前に立つと、池にいた水鳥が一斉に
寄ってきます。餌はあっという間に完食されて
しまいました。

池の傍に大きなブランコもありました。
画面にポインターを置くとご覧いただけます。

このホテルは泊まるだけではなく、一日遊ぶ
場所で、色々な施設も備えています。
夕刻来て、朝発つのでは意味のない場所
でした。
島内にあるシュガーロードと名付けられた
道です。
元はこの道の両側はサトウキビが植えられて、
シュガーロードの名前になったようですが、
現在は所々にしかサトウキビが見られません。

NHKの朝ドラでは何度も写った場所だ
そうです。
島内にある「亀甲墓」です。
一族の墓になるようです。
沖縄独特の立派な石造りのお墓です。
結構あちこちで目にしました。

毎年1月16日に墓で法要を行うとの
事でした。
やはりNHK朝ドラ「ちゅらさん」で
おなじみのこはぐら荘です。
現在も人が住んでいるようですが、
国の有形文化財に指定されています。

石垣は全てサンゴ岩で積まれており、
屋根は赤瓦で葺かれ、平屋建てです。
入口を入った所には「ヒンプン(屏風)」
と呼ばれる目隠し塀があります。
これは家に玄関がなく、内部を遮蔽する為
です。このスタイルが伝統的建物です。

台所は左側にあり、女性はヒンプンの左から
回ります。男性は右から家に入ります。


画面にポインターを置くと
家の部分もご覧いただけます。
現在人が住んでおり、内部には入れません。
島の西側にある細崎(くばさき)漁港です。
大きなコンクリート製のマンタが有ります。
横から見ると流線型ですが、下から見ると
エイと同じような形をしています。

マンタを見るクルーズもあるようです。

細崎集落は人口50名で沖縄本島の
糸満からの移住者なのだそうです。
漁港の傍に一艘の船がありました。
「成福丸」MG3−37998と書いてあります。

MGと言う表記は宮城県のことだそうで、
この船は東日本大震災の折、東北から
流れ着いた船なのだそうです。へえ〜です。
細崎(くばさき)海岸です。
対岸に見えるのは西表島です。

小浜島から渡るのに、見た感じでは
すぐのように見えるのですが、
双方の島には周囲にバリアリーフ
(サンゴ礁:保礁)があり、船は通れない
ので、すぐ前にある島に行くのに、
40分以上かかるのだそうです。

海の色がサンゴ礁で非常に美しいのだ
そうですが、この日は雲が厚く、
海の色がそれほど綺麗に見えないのが
残念でした。
海辺の浜はこのようなサンゴの死骸で
出来ています。そのため、普通の海浜より
白っぽく見えます。
小浜島の最高峰、大岳(うぶだき:99m)
です。頂上に展望台があります。
360度の展望が得られるそうです。

こちら側にも展望台がありますが、
一段低くなっており、この山に遮られ
見晴らしはそれ程良くありません。
西表島と石垣島は眺められます。
低い方の展望台です。
奥に見えるのは西表島です。
島の北方向を眺めています。
手前に見えるのは嘉弥真(かやま)島です。
無人島でサンゴ礁に囲まれていて、
熱帯魚の宝庫だそうです。
シュノーケリングが楽しめるとの事です。
バリアリーフが良く見えます。
西表島を取り巻いているリーフが白く
見えています。
青い部分は深くなっており船舶の航行も
可能のようですが、手前の白い線から
内側は小浜島のサンゴ礁で、船の通行は
出来ません。

小浜島はいわゆるビーチが少ないので
海の遊びには適していないようです。
小浜港の連絡船ターミナルです。
「ちゅらさんばし 旅ぬかろい」の
表示があります。
名前の通り、朝ドラ「ちゅらさん」の
放映後に出来た桟橋らしいです。

旅ぬかろいとは「どうぞよい旅を」の
意味だそうです。
竹富島
石垣島から6.3kmの所にあり、石垣港からは高速船で約10分ほどで着きます。
人口は355人、周囲9.2km隆起サンゴ礁の琉球石灰岩からなる小島です。
この島の集落の家並みは重要伝統的建造物群保存地区となっており、家の建て替え等にはいろいろと
厳しい条件が付くようです。集落内の道は全てサンゴの砂で造られ、夜間でも白く光るようになっています。
島の東側に竹富港があります。島外との交通の拠点です。
集落は北部に集中していて、3部落あるようです。
島全体がホットケーキのように平らで中心部が少し盛り上がった
状態になっているそうです。標高の最も高い所で24mです。

島内には信号機や警察署はありません。集落を取り巻く3.3kmの
環状線がありますが、取り締まりなどもなく、結構なスピードで走れるそうです。

八重山諸島ではどの島にも星砂があるようですが、竹富にも何か所か
採れるところがあります。今回はカイジ浜で星砂を採ってきました。
全島が国立公園になっていますので、竹富島のすべての物は持ち出しが
禁じられていますが、この星砂は大丈夫なようです。

今回はわずか1.5時間程度の滞在で、いくら小さい島とは言え
ゆっくりと回るだけの時間はありませんでした。



竹富島のフェリー発着所です。
石垣港から高速船で約10分で着きます。
島に上がると「西表石垣国立公園竹富島」
の表示があります。
国立公園なので、島内の動植物や砂石など
自然物の持ち出しは一切できません。

港を出てすぐの道路の並木は「でいご」の木
です。でいごは沖縄県の花になっています。
集落の建物は全て平屋で赤瓦、
周囲は珊瑚石で囲われています。

竹富島の集落は重要伝統的保存住宅群
として登録されており、建て替えなどは
一定の基準で行われています。

この通りの並木はヤシの木です。
星砂の浜(皆治浜:かいじはま)です。

星砂とは海藻などに付着した有孔虫の
「ホシズナ」の死骸が砂浜に打ち上げられた
物です。

星砂は幸福のシンボルと言われている一方で
地元の民話では「海の大蛇に食べられた
星の子供の骨が流れ着いた」物とも言われて
います。

潮流が速いため遊泳は禁止されています。
砂浜に手を当てると細かい砂が付着し
その中に星砂が混じっています。
写真の黄色い円内に星形をした砂を
ご覧いただけます。

小さいガラス瓶一杯を200円で売っています。
砂浜に繁殖している木は「はすのはぎり」
です。
皆治浜の傍にある「蔵元跡」です。

蔵元とは「年貢を収納する倉」のことで
転じて琉球王府時代の役所となっています。

ここは竹富島出身の西塘(にしとう)が
八重山諸島を統括した時の蔵元跡で、
沖縄県の指定文化財になっています。
皆治浜の傍に「コンドイビーチ」があります。
ここは八重山群島の中でも屈指のビーチと
なっています。遠浅で海水浴には適した
ビーチです。

トイレと更衣室が左手の方にあるだけで、
他には砂浜と海だけの地区です。

皆治浜と同様に珊瑚砂の浜ですので
色は真っ白です。晴れていれば海の色も
エメラルドグリーンだと思われます。
島内にあるお墓です。
コンクリート製の大きなお墓です。

左手に咲いている花はサキシマ芙蓉で
この花が咲くと八重山に冬が来ると
言われています。
「クスクムイ(小城盛)」と呼ばれる
先島諸島火番盛(さきしましょとうひばんむい)
という遠見番所です。
八重山群島のほぼ全島に現存しています。
これは1644年に造られており、国の史跡に
指定されています。

画面にポインターを置くと
右手からの眺めもご覧いただけます。
クスクムイを眺めて集落に入ると
すぐにこの塔が目に付きます。
(左の写真は拝借したものです)

「なごみの塔」と呼ばれ赤山公園にあります。
1185年の壇ノ浦の戦いに敗れた平家の
落武者「赤山王」がここに漂着し、要害と
しました。そのご、1953年にこの地が部落に
寄贈され、ここに塔を建て公園にしました。

この塔は国の有形文化財に登録されています。

人一人がやっと登れる程の狭さで、上がり降りが
大変な急角度と狭さです。

下の写真はこの塔の上から撮った集落の
パノラマ写真です。

典型的な島の家屋です。
集落内の道は白い砂が敷かれ
家々の周りは珊瑚石の石塀で囲まれ
庭にはブーゲンビリアやハイビスカスが
植えられています。
竹富島の名物水牛車での観光です。
我々は時間の関係で乗車する余裕は
有りませんでした。
集落内の道は折れ曲がっています。
多分、魔よけの意味もあるのでしょう。

道が白い砂で敷かれているのは、
外灯がなく、夜間は真っ暗になるので、
月明かり、星明りで道の判別が出来るよう
にしているのだそうです。
快晴の時はもっと真っ白になるらしいです。
この日は朝方の雨で少し茶色っぽい色に
なっていました。
ちゅらさんの「こはぐら荘」と同じような
建て方の家です。
屋根には魔よけのシーザーが乗っています。

琉球王府時代の村番所跡です。
1914年〜38年までここに村役場が
有りました。
その跡地に火の神と農耕の神をまつり
世持御嶽(ユームチウダギ)としました。
毎年秋の種子取祭はここで行われ、
祭は国の重要無形民俗文化財に指定されて
います。

下はユームチウタギの説明板です。

ユームチウタギ内にある拝所の一つです。
竹富港の前にある「竹富島ゆがふ館」
ビジターセンターです。
竹富島の自然と伝統文化、芸能などを紹介
する施設です。無料で入場できます。

ゆがふ(世果報)とは沖縄の古い言葉で
「世の中が豊かで平和でみんなが幸せで
ありますように」という意味だそうです。

ゆがふ館内の様子です。
民俗的な資料が並べられています。
ゆがふ館の入り口にある「フナヤー跡」です。
かっては船待ちをする小屋だったそうです。
草葺屋根で冬場寒い時にはその草を下して
暖を取ってよいことになっていたそうです。

八重山の優しさの象徴だそうです。


離島間のフェリーは何社かの船会社で
運営されています。
その一つはドリームツアーと言う会社で
この船はその所属船です。
結構なスピードで航行します。
竹富港桟橋と正面の建物は
「てぇどぅんかりゆし館」と呼ばれる
連絡船ターミナルです。
西表島
沖縄県では本島に次いで大きな島で、殆どが山岳地帯であり、河川も多く、島の90%以上が
熱帯、亜熱帯原生林に覆われていて、雨量も年間平均で2,700mm以上あるそうです。
道路は東から北方面のみで島の周回道路はなく、人跡未踏の森林も沢山あるとの事です。
ジャングルにはイリオモテヤマネコ、カンムリワシ、セマルハコガメなど特別天然記念物が生息しています。
島の人口は2,318名、居住可能な土地は島の10%で
他はジャングルになっています。

島内には大原港と上原港の2港あります。
島の面積が広い割には立地が悪いため空港は
ありません。これも自然保護に役立っています。

大原は移住者の多い地区だそうです。

島内に交通信号は大原港の前に一か所でこれも
小学生の交通学習のためにあるそうで、実質的な
信号はないそうです。

東海岸に由布島があります。島までの海の深さは
30cm程度なので、徒歩で渡れますが、観光用に
水牛車が往復しています。

仲間川と浦内川にはマングローブの林が続いており、
リバークルーズが出来ます。今回仲間川のマングローブ
クルーズをしてきました。
西表島の南の港「大原港(仲間港)」
です。
「仲間港旅客待合室なかまりん」と
表記されていますが、一般には
大原港と呼ばれているようです。
大原港から由布島へ向かう途中に
渡った前良川です。
本降りの雨になりました。
雨に打たれて道路に亀が出てきました。
運転手が目敏く見つけて説明
してくれました。
天然記念物に指定されている
「セマルハコガメ」です。
危険を感じると完全に手足頭を
甲羅の中に入れてしまうので、
箱亀の名前が付いています。
20cm程度の大きさです。
由布島への入り口です。
ここから水牛車に乗って
由布島へ渡ります。

由布島は人口11名のみの島です。
昔は小学校もあり、大勢の人が住んで
いたようですが、昭和44年の台風で
島が水没し、1組の夫婦以外はすべて
島外へ移ったとの事です。

残った夫婦が手造りで作り上げたのが
現在の由布島だそうです。

こんな車で海を渡ります。
水深は30cm程度なので車や徒歩でも
渡れるそうですが、まあ、折角だから
水牛車に乗車します。
ただ、今回の旅では最も激しい雨の
中を渡ることになりました。

詳しい内容は下記からお入り頂けます。

由布島
由布島から島の西寄りにある
星野リゾートニラカナイ西表島へ
向かう途中で見える小浜島です。
小浜島は西表島の北東部2.5kmほど
離れた所にあります。

小高い山は大岳(うぶだき)です。
海の中ほどの白い線はバリアリーフ
(サンゴ礁)になっています。
途中で電柱に泊まっている
「カンムリワシ」を運転手が
見つけてくれました。
国の特別天然記念物に指定されて
います。
少しピントがボケているのが残念。
マングローブの一種です。

マングローブと言う木はなく
水生の樹木を総称してマングローブと
呼んでいます。
詳しくは仲間川マングローブクルーズで
説明しています。
星野リゾートでの夕食です。
八重山料理を主体としています。
上左:「カマイ(猪肉)チャンプルー」
上中:「ビージャー(羊肉)のしゃぶしゃぶ}
上右:「中身汁」(豚の内臓の汁)
下左:「カザミ」(マングローブに生息する
    ワタリガニ)
この蟹入りの茶碗蒸し(下右の右下白い碗)
下右:いずれも土地の料理です。
星野リゾートの玄関です。
7時40分出発と言うことで
7時の朝食時間でやっと夜明けです。

ここも広い敷地を持つリゾートホテル
ですが、殆どなにも見ない滞在時間
でした。
昨夜から朝方までの雨も何とか上がり、
青空も見えてきました。
西表島の北部にある上原港が
左に見えます。
干潟の上を走る海上道路と船浦橋です。
両側は干潟になっており、満潮時には
海の上を走る道路になります。
島の北東部を走っています。
右に見えるのはウ離島(うばなりじま)
のようです。無人島です。

一旦大原港まで戻ります。
大原港から仲間川マングローブ
クルーズ船に乗船します。

西表島で2番目に大きい仲間川です。
(1番は西側にある浦内川です)
川の両側には日本最大のマングローブが
広がっています。
流域には数多くの天然記念物があり
文化庁仲間川天然保護区域に指定されて
います。

この川の上流にある御座岳(420.7m)は
イリオモテヤマネコの生息地です。

仲間川の詳細は下記のボタンからお入り
頂けます。

仲間川クルーズ
すっかり晴れ渡り、サギも飛んでいました。
ダイサギのようです。
仲間橋の袂にはイリオモテヤマネコの
石像が置かれています。
この石像1体750万円との説明がありました。
全部で4体あります。

橋を渡った時は速度が速すぎて撮れず、
船からは何とか撮れましたが、
逆光でシルエットになりました。
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