南部フランス
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ここでの南部フランスはリヨンより南の地方としています。また、モナコ公国を含んでいます。

2012年5月に成田発のエアフランスでパリへ直行、そのまま乗継便で
ニースに入りました。
ニースからはモナコへ立ち寄った後、バスで北上し、パリまで約2千キロの
道のりを移動しました。
気候的には思ったより気温も低く、快適な旅となりました。
価格が安く、観光先が盛り沢山のツアーコースを選んだので、毎日が忙しく、
それぞれの場所の滞在時間も短く、じっくり楽しむことは無理でした。
でもまあ、2度3度とこれる余裕もないので、ともかく、フランスのより多くを
見られたのはよかったのでしょう。
南は左の地図のようにリヨンまで三日がかりで移動しました。
南仏の太陽と景観はそれなりに享受出来ました。
南部フランスは訪問地点も多いので、それぞれの場所に分けて
ページを作成しました。
 ニース  エクス・アン・プロバンス マルセイユ アルル アヴィニヨン ポン・デュ・ガール モナコ
ニース Nice
ニースは世界的にも有名なリゾート地です。
ともかくゆっくりと見物する余裕が無いので、プロムナード・サングレから
朝市を見ながら旧市街を少し歩き、シャガール美術館をざっと見た後、
モナコへ向かいました。
ニースの海岸です。
世界でもトップクラスの
リゾート地です。
地中海を目の当たりに
太陽の光を楽しむ人が
朝早くから
集まってきます。
プロムナード・デ・ザングレ
です。
ランニングをしている人が
多かったです。
広い歩道はまさに世界一の
プロムナードです。
海岸では女の子たちが
ダンスに興じていました。
この海岸の砂利はわざわざ
川の砂利を運んで来て
いるそうです。
常に管理がなされているとの
ことでした。
海岸通りにある
オペラ座です。
ここはカジノです。
プロムナードの途中から
旧市街に入ると
サレヤ広場に出ます。
ここは朝市で有名です。
花屋さん、果物屋さん、
香辛料屋さん、八百屋さん、
香水・石鹸屋さん等など
多くのお店が出ています。
お父さんが魚の目利きを
していました。
フランスの家庭では朝食は
基本的に火を使わないのだ
そうです。
だからコンチネンタルの朝食
はパンとジュースとコーヒー
しかないんですねぇ。
市の中心地にある
マセナ広場です。

広場の真ん中をトラムが
走ります。
ポールの上には人の彫像が
一つずつ置かれています。

ポインターを画面に置くと
別の角度からの広場が
ご覧頂けます。
トラムが走り、自転車が走り
乳母車が通ります。
乳母車はお父さんが
押している事が多いです。

ポインターを画面に置くと
別画面がご覧いただけます。
街のあちこちにレンタル
自転車が置いてあります。
ニースの街並みです。
白い壁に赤い屋根が
ここのベース色調です。
シャガール美術館です。
シャガールが寄贈した作品が
全てです。
広い庭が有りました。
庭の右手奥には
軽い食事のできる
喫茶室もあります。
紅茶とアイスクリームを
注文しました。
美術館ないです。
ここもフラッシュを使わねば
写真撮影は自由でした。
広い空間に十分なスペースで
展示されています。
シャガールの作品の一つ
ステンドグラスもあります。
透かしのステンドグラスです。
お馴染みのシャガールの絵
です。
青色は生命を現して
いるそうです。
聖書をベースにした絵を
描いていますので、
原色のタッチは
人によりその評価が異なると
思われます。
赤色は愛を現しています。
天使の羽の意味も説明
してもらいましたが、
記憶に残りませんでした。
シミエ修道院です。
シャガール美術館の傍に
あります。時間に余裕があり、
丁度バラが満開なので
覗いてきました。
右手の建物は
フランシスコ会博物館です。
バラ園は結構広かったです。
市民がのんびりと休息
していました。
平日なのに結構親子ずれが
多かったです。
修道院の横に墓地が有りました。
マチスのお墓もここに
ありました。
ニースでの夕食は
ニース風サラダと
ローストチキン
まあ、生野菜がたっぷりで
良かったかな。

フランスでは食事のパンには
バターがついてきません。
どこでも同じでした。
エズ・Eze 鷲の巣村
中世の時代に外敵を防ぐため山の上に城壁をめぐらせて作られた街です。
エズは標高428mの山の上に作られています。
スペインのトレドをうんと小さくした感じですね。
シャボテンが生えていたり、眺望が素晴らしい村です。
ニースからエズへ向かう
途中にあったニースの
ヨットハーバーです。
お金持ちの船が
係留されているようです。
エズへ向かう途中の
景観です。
大型客船が入港して
いました。
エズ村の全景です。
右の方が少し城塞っぽく
見えます。
駐車場から見上げる
城壁です。
教会のようです。
細い石畳の道を
大勢の人が通ります。
欧米人には押し負けて
しまいます。
村の家は色合いが
夫々少しづつ変わって
います。
村の細い道の途中に
結構お店屋さんが
並んでいました。
正面はギャラリーです。
村の赤い屋根と
地中海の藍色が
絶妙の調和を
醸し出していました。
村の頂上には3人の
娘さんの彫像が
立っています。
一番奥がローズ、
真中がアナイス、
手前はメリザンドと
名付けられていました。
謂れについては
よく判りません。
地中海は深いブルーに
染まっていました。
南仏の輝きです。
この辺は熱帯植物園
(と言うほどの規模はないが)
になっています。
村の中に休憩所が
設けられています。
欧州人は太陽を
求めるようです。
フランスの香水メーカ
フラゴナールの工場が
エズにあります。
右寄りの黄色い建物が
フラゴナール社です。
フラゴナール社の門前に
オブジェが有りました。
香水の瓶のようです。
フラゴナールでは世界中から
花を輸入して香水にしています。
日本からは木犀を輸入
しています。
調香師は2千種の香を
嗅ぎ分けるそうです。
新種の香水を作りだすには
半年以上かかるそうです。
生産現場は止まっていて
見られませんでした。
香水工場の傍にあった
マロニエの花はまさに
満開でした。
香水用ではないでしょうが…
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