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大阪府は地域的に左図の地域に分けられます。
指定都市は大阪市と堺市(泉北)です。
元は大坂と称され、別称難波、浪速、浪花(いずれも「なにわ」)などとも呼ばれています。

豊臣秀吉の居城であった大阪城を落とした徳川家康が幕府を江戸へ移したこともあり、
また過っての都であり、商業の町としても栄えたことから、大阪人は東京への対抗心が
強いと言われています。
元禄時代には大阪で世界でも初めての米の先物取引が行われていました。

天皇陵の所在も京都、奈良に次ぐ多さです。

下記から各区の風景にお入り頂けます。枠内をクリックしてください。
北区 天満橋 御堂筋 の秋 堺市
浪速区・天王 寺区・四天王寺 西区・港区 天保山  
中之島
中之島は堂島川と土佐堀川に挟まれた川の中州ですが、大阪市の行政の中心でもあります。
東端の難波橋には中之島公園があります。島の東側に大阪市庁、図書館、日銀などがあり、
西側はホテルや市立科学館や国立国際美術館などがあります。中州は長さが約3km有ります。
今回ご紹介できるのは淀屋橋から肥後橋の間のみです。なお、土佐堀川の対岸は中央区になります。
中之島の東寄りに、
淀屋橋と大江橋の間に
でんと座っている大阪市庁舎です。
1986年の竣工です。
学生の頃にあった市庁舎は1921年に建てられた
三代目の建物でしたが、1982年に解体されました。
市庁舎の向かいにある日本銀行大阪支店です。
1903年に辰野金吾の設計で建てられています。
中之島に架かる淀屋橋です。
この橋は国の重文に指定されています。
土佐堀川に架かっています。
豪商の「淀屋」が造ったことから淀屋橋と
呼ばれるそうです。
写真の奥、二階建ては日銀旧館、
左手は新館で1980年の竣工です。

淀屋橋の両端には
このような照明塔が
並んでいます。
淀屋橋から西方向の眺めです。
正面の橋は阪神高速道路、
その奥に錦橋(歩行者専用)、
さらに奥には肥後橋も見えています。
右手角の丸い建物はフェスティバルホールです。
1951年に作られたホールは2008年に解体され
2012年にこの建物が完成しています。

新しいフェスティバルホールは
2013年4月3日に開業式典が行われる予定です。
(この項目を書いているのが4月3日です)
中之島遊歩道から見た淀屋橋です。
セーヌ川の橋を参考にして設計されたそうです。
遊歩道は綺麗に整備され、ビジネス街の人々の
憩いの場所になっています。
下の写真は遊歩道に並んでいた彫像類です。
錦橋です。
肥後橋です。

橋のそばの建物は朝日新聞社の社屋です。

錦橋は歩行者専用の橋で、中央部には
モニュメントが作られています。
奥の建物はフェスティバルホールです。

ポインターを画面に置くと
タイルで作られた昔の大阪の風景がご覧頂けます。
新しいフェスティバルホールのエントランスです。
赤絨毯が敷かれていました。
立派なホールに衣替えしています。
中之島の北側を流れる堂島川です。

昔は米問屋の蔵が並んでいたそうです。
米市場もここで開かれていました。
大阪城は1583年に豊臣秀吉が石山本願寺跡に建設したものです。その後、大阪夏の陣や
火災などで焼失しましたが、1931年に再建され、太平洋戦争では天守閣は被害を逃れ、
現在に至っています。城跡は大阪城公園として開放されています。
大阪城西の丸庭園から眺めた天守閣です。
1931年に再建されました。

天守閣は安土桃山時代の1583年に創建後、
1615年大坂夏の陣で灰燼に帰し、1629年には
徳川秀忠により再建されています。

その後1868年の鳥羽伏見の戦いの後、
出火により焼失。
1931年の再建から現在に至っています。
なお、1995−1997年には平成の大改修が
行われました。
大阪城の南外堀と六番櫓です。

雨模様で暗くなっていますが、
石垣の斜めの線がとても綺麗に出ていました。
南外堀の傍にある教育塔です。

1934年の室戸台風で亡くなった教師、生徒の
追悼のため一般の寄付金を含めた資金により
1936年に竣工しました。


大手門です。
追手門とも呼ばれます。

お城の正面の門です。
1628年大阪城再建の際に造られた門です。
門そのものが重要文化財に指定されているほか、
両側の北方塀、南方塀ともに重文指定されて
います。
大手門の北側に建つ千貫櫓です。

大手口を守る隅櫓です。
創建は1620年で、現存する大阪城で最も古い
建物です。

右手は大手門につながる櫓門です。
大手門をはいったところの大手門枡形にある
巨石です。

左は大手二番石、右は大手三番石です。
城内での大きさとしては夫々5番と8番です。
これらの石は全て淡路島から運ばれています。
豊臣の時代ではなく、徳川による再建の際に
各藩の大名により運び込まれたものです。
大手門櫓の一部です。

大阪城の特徴は石垣の線が綺麗に
出ていることです。
更に、その石組の石の大きさが大きい事です。
この時代に淡路島からよくぞ運び込んだと
感心させられます。
西の丸あとに造られた庭園です。

入園は有料でした。
西の丸跡です。

秀吉の正室北の政所が処に住んでいたようです。
1619年以降は大阪城代屋敷となっていた
とのことです。
正面の建物は元迎賓館、現在は休憩所です。
庭園内にある焔硝蔵です。

徳川幕府が火薬を保管していた場所です。
1685年の建造です。
暴発を避けるため、建物の床、壁、天井、梁の
全てが耐火、耐久、防水に強い花崗岩で
作られています。
国の重要文化財に指定されています。
千貫櫓の内側からの眺めです。

この櫓の工事責任者は小堀遠州と伝えられて
います。
修道館の西より六番櫓の前あたりが
石山本願寺の跡地と推測されています。

秀吉が大阪城を築城する前には、
蓮如によりこの辺りに本願寺が建立され、
浄土真宗の本拠となっていました
城内にある豊国神社です。

豊臣秀吉の銅像が立っていました。
本丸への桜門です。
桜門をはいると枡形に巨石が有ります。

この石は大阪城ではもっとも大きい石で
「蛸石」と呼ばれています。
高さ5.5m、長さ11.7m推定重量130トン
あります。
本丸跡から見た天守閣です。

金明水井戸屋形です。

この井戸は1626年に掘られています。
1665年に天守閣が焼失した折にもこの屋形は
残ったそうです。
国指定の重文です。
この大砲は1863年に美作津山藩百済清次郎らが
作ったもので、当初は天保山砲台に
備砲として据え付けられ、明治維新後、大阪城内に
移設されたと伝えられています。

1870年から時を知らせる号砲として用いられ、
一日3度、1874年以降は正午に一回空砲が
放たれました。
大阪市民からは「お城のドン」と称され親しまれた
そうです。材質は青銅です。
天守閣からの市内の眺望です。

北方向で、手前の丸い建物は大阪城ホール、
その後ろ右はいずみホール、
左手がホテルニューオオタニ、
その後ろはOBPキャッスル、
その左手が松下IMPピル、
正面はOBPパナソニックタワー、
その後ろにツイン21ビル、
一番左はクリスタルタワーです。

大坂の北西方向の眺望です。
城の西側です。

正面の白い建物は大阪府庁です。
南西方向です。

左手の大きい建物はNHK大阪放送局、
その前のクリーム色の建物は大阪歴史博物館です。
右手白い建物は大阪府警察本部です。

手前に見える屋根は大手門櫓と千貫櫓です。

南の方向です。

右端に見えるタワーは通天閣です。
正面奥の高い建物は現在建設中の
「あべのハルカス」で完成後は60階300mの
西日本で最も高いビルになります。
近鉄グループの建物で、近鉄百貨店などが
入居予定です。

左手緑の屋根は豊国神社です。
手前の緑の屋根は修道館です。
その右手は六番櫓です。

画面にポインターを置くと
拡大した通天閣がご覧頂けます。
東の眺望です。

東大阪方面です。
生駒山脈が見えます。奈良との県境になります。
西側の内堀です。

秋の深まりを感じさせる眺めです。
本丸跡にある日本庭園です。
東側の内堀です。

クリスタルタワーが新旧の建物比べを
していますが、やっぱり軽い感じがします。
石垣の重さを感じます。
桜門の両脇は空堀になっています。
浄土真宗本願寺第八世蓮如上人が
此処に坊舎を作り、此処にあった松に
袈裟を懸け、宗派の繁栄を祈念したと
伝えられています。

東屋は袈裟懸けの松が有った場所で、
現在は根っこだけが残っています。

ポインターを画面に置くと根っこがご覧頂けます。


玉造口にある銃台です。
右手は一番櫓です。
玉造口から眺める一番櫓と天守閣です。
天守閣はライトアップしています。
大阪城の南側にある難波宮跡です。

大極殿基壇が復元されています。
この日は雨が激しく、現地まで行かずに
ホテルの窓から撮影しました。
周辺は難波宮跡公園として
無料で公開されています。
平野屋敷
平野郷屋敷は大阪平野区加美にある元豪商の辻元家の屋敷で、現在は料理屋として利用されています。
この地は弥生時代の遺跡もあり古い時代から栄えた土地で辻元家は江戸時代より庄屋、村長を務めた家柄です。
建物は江戸時代初期の建築だそうです
正面の長屋門です。
玄関です。

現在は横の入口から出入りするように
なっていました。
広い庭のある座敷部分は
なかなかの趣があります。
東端の通路です。
この手前左には稲荷神社があります。
西端の通路です。
右の建物は玄関に連なる屋敷の一部で、
屋根の造りはかっては萱葺であったと
思わせる作りです。
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