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ベルギーは王国で、面積は日本の１/１２程度の大きさです。現在アルベール二世が
元首となっています。首都はブリュッセルで欧州連合（EU)の本部もここに置かれています。
ベルギーは１８３０年にオランダから独立し、現在に至っています。
オランダ、ルクセンブルグとは関税同盟により同一経済圏となっています。
ベルギーの都市はいずれも長い歴史を感じさせる佇まいで、建物も１６〜１８世紀に
建てられたものが多くあります。国道を走っていても畑らしい畑には出会わず、所々に果樹園が
有る以外はほとんど牧草地帯です。市内も緑がいっぱいです。
この国はビールの種類も多く、おいしいビールも多いですが、中にはワインレベルのアルコール度の
ものもあり、がぶ飲みできないビールでした。それぞれの都市ごとに地ビールがあり、これは
結構いけます。
そして、チョコレートとワッフルは有名で、種類もたくさんあります。今回ワッフルは幾つか
試してみました。どれもおいしかったです。チョコレートはお店で色んな種類を１個づつ買って
味見をしました。本場の味と言ってもその差がよく分かりませんでした。
ベルギーには古城がいくつもありますが、今回は二か所を訪れました。

ベルギー国旗 ベルギーの国章

まず、ブリュージュに入りました。ここは街が世界遺産に登録されています。 街は運河に取り巻かれており、市中にも運河が何本も横切っており、１３世紀から １５世紀にかけてはハンザ同盟の貿易拠点となって栄えました。
ブリュージュの中心マルクト広場の州庁舎とブレイデル・コ―ニング二人の像です。 この右手には鐘楼が、左手にはギルドハウスが並んでいます。
マルクト広場にある鐘楼です。１３世紀から建設がはじまり、時代ごとに上へ延びた そうです。最上段の八角形部分は１５世紀に完成したものです。権力の象徴だったようです。
マルクト広場の北側にあるギルドハウスです。銅像の周りは若い人の集会場に なっています。銅像の二人は１３０２年のフランスに対する一揆の際の英雄だそうです。
マルクト広場の横にあるブルグ広場の市庁舎です。ポインターを置くと正面の彫刻部分が 拡大してご覧いただけます。夫々の家紋と指導者の像が並んでいます。
市庁舎に向かって左手にあるのは「旧ブリュージュ館」で現在行政センターです。
市庁舎に向かって右手には「聖血礼拝堂」があります。キリストの血が残されていると 言うことで、この日はその血を見られる数少ない日だったようです。
ブリュージュ市の南端にある「愛の湖」です。正面左寄りにみえるのは水量調節の 閘門です。運河の貯水池ですが、素晴らしい景観となっています。
左手から正面にかけて水路の左手は「ベギン会修道院」です。ここはヘップバーンの 映画「尼僧物語」の舞台です。
修道院の内部です。樹木が右に傾いているのは海からの強風によるものだそうです。
ベギン会修道院を出てすぐの街並みです。馬車が大変多いです。 正面は馬の水飲み場です。家並みはほとんどが観光客用のレストランです。
運河から見たブルージュの街並みです。レンガ造りの間に白亜の建物が映えています。
運河から見た鐘楼です。
教会と銅像の説明を受けましたが、忘れました。市内中心部を運河から眺めています。
聖母教会の鐘楼ですが、現在修復中で全容は見ることができませんでした。 教会内部は右をクリックするとご覧いただけます。
ブリュージュの中央駅です。ちょっと上野駅の雰囲気です。駅前の自転車の多さは 東京の衛星都市の駅前の風景です。駅前駐車場の少ないのは日本と同じです。

ゲント（オランダ語ではヘント）はブリュージュとブリュッセルの間にあります。 別名を「花の都市」と呼ばれ、５年に一度ゲント・フロラリアと言う花の祭典が挙行されます。 金沢市とは姉妹都市となっています。
ゲント市の中心　正面に鐘楼、右手は市庁舎です。
左は聖バーフ教会です（逆光ですみません）。右は鐘楼です。１４世紀に建造された ものです。お互いに向かい合って立っています。 聖バーフ教会の中にはファン・アイクの祭壇画「神秘の子羊」が有ります。 教会内部の様子は右をクリックしてください。 聖バーフ教会は神聖ローマ帝国のカール五世が洗礼を受けたことでも有名です。
教会と鐘楼の間にある王立劇場です。三つの建物に囲まれた場所は聖バーフ広場です。 劇場の右横には古い建物が並んでいます。その先が大聖堂です。
手前から聖ニコラス教会、中程鐘楼、奥に聖バーフ大聖堂です。ゲント市の中心です。 この通りにある建物は最上階の部分に色々な装飾がなされています。 ポインターを画面に置くと建物をご覧いただけます。
運河沿いに並ぶギルドハウスです。ポインターを置くと対岸がご覧いただけます。
フランドル伯爵城です。一部修理中です。１１８０年の築城です。
ゲントにも小便小僧がいました。二階にあるので水は出ません。
市庁舎へ結婚届けを出しにきた新婚さんに出会いました。右手の庁舎で登記して 晴れて夫婦になった二人です。大勢の親族友人がお祝いに来ていました。
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